商品番号:1555860
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
伝統工芸氏白川貞夫氏により創作された、奥越後ぜんまい紬訪問着に
染織の名門【しょうざん】から高級創作九寸帯を合わせた
コーディネートセットのご紹介です。
わらびやうどと同じ春にとれる代表的な山菜の一つである「ぜんまい」。
ぜんまいは収穫時期が短く、一反の生地に2000本のぜんまいが必要なため、 生産量の大変少ない織物です。
今回ご紹介しますお品は、その貴重なぜんまいの綿毛を丹念に採って天日で乾燥させ、繭を紡いだ紬糸と伝統の手織り技術によって織り上げたものです。
素材感たっぷりのぜんまい紬地は、白みを含んだライトグレー。
たっぷりとした経節の質感が自然の恵みをたっぷりと感じさせます。
【 お色柄 】
[着物]
ふんわりと軽やかでざっくりとした質感が魅力的なその地に、
蜀江文様や七宝花菱、麻の葉の意匠を絵羽柄に織りだしました。
抑えたお色使いでシンプルながらも奥行きがあり、洒落味溢れる仕上がりです。
保湿性や防水性に優れ、綿自体が害虫から身を守る役目をしてくれる「ぜんまい」。
古くより大切にされてきた人々の知恵を、
素敵な着姿にたくしてお楽しみ頂けると幸いです。
どうぞお見逃しないようお願い致します。
[帯]
清雅な白色を基調にした紬地。
意匠にはカチン染と絞り染めにて葡萄紋が描かれました。
丁寧で緻密な手仕事。
厳選された素材、伝統を重んじる染め技法、そして卓抜されたデザイン。
繊細で印象的に整った仕上がりが、通好みな趣味性を漂わせます。
[着物]
絹100%(ぜんまい糸除く)
たちきり身丈180cm 内巾37cm(最大裄丈約70cm)
[帯]
絹100%
長さ3.6~3.9m (お仕立て上がり時、お好みの長さをお伝えください)
しょうざん謹製
太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸、組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)