商品番号:1555542
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
織物ファンの皆様おまたせしました。
なんと今回ご紹介のお品は9マルキの蚊絣。
本品はごくシンプルな蚊絣を敷き詰めた無地なのですが、
この『絣無地』こそ、ひとつの失敗も許されない、職人の腕が試される究極の絣!
7マルキの蚊絣は比較的ご紹介が出来るお品でございますが、9マルキは本当に希少です。
なぜ希少なのか…
大島メーカーさんに伺いましたが、正直に申し上げまして蚊絣のような単純なお柄だと織り手さんに敬遠されるそうです。
着尺一反ひたすらに続く、無地の意匠(実際には2反分を織られるので約26mほど)。
お柄が出てくるわけでもなく、本当に気が遠くなる作業かと存じます。
そこに9マルキの細やかな織組織ともなれば、中々制作数が少なくなるのもご納得頂けるかと存じます。
元々数の少ない男性物ですので、ご寸法の合う方でしたら
本当にお値打ちでございます。
【 お色柄 】
さらりとしてハリのあおだやかな泥染の黒地に、
白色の絣を駆使して無地感覚の雰囲気でイメージが織り出された手織りの最高級品でございます。
大人の女性の品格とおしゃれ心を満たすひと品として、
存分にご愛用いただきたく思います。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※棒衿
身丈(背より) | 136cm (適応身長141cm~131cm) (3尺5寸9分) |
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【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
背より身丈136cm(適応身長163cm~166cm) (3尺 5寸 9分)
裄丈69cm (1尺 8寸 2分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
袖丈49cm (1尺 2寸 9分)
前巾27.5cm (7寸 3分) 後巾32.5cm (8寸 5分)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き、普段着 など
◆あわせる帯 角帯、兵児帯など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。