商品番号:1555213
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
大自然から生まれた手織のぬくもり。
一目で、また触れた瞬間に伝わる、深い深い味わい。
ナチュラルな素朴さはまた、不思議と「洋」にも溶け合う…
国指定の無形文化財、手つむぎ、草木染手織りによる≪丹波布≫でございます。
一点づつ手仕事にて仕上げられるひと品。
ナチュラルな色味のなかに藍の彩りが
優しく映える素敵な一条を仕入れて参りました。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
素朴な柄と木綿特有の肌触り、草木染めの風合い。
木綿の織物に緯に絹のつまみ糸を交織し…
栗と藍のお色の組み合わせによって、
格子模様が美しく織りあげられております。
一糸一糸心を込めて丹念に織り上げられております。
柔らかでシワになりにくく、素朴なあたたかみのあるお品に仕上がりました。
袷はもちろん、6月、9月の単衣とのコーディネートも。
丹波の地から、手織りのぬくもりをお届けいたします。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 丹波布(たんばふ・たんばぬの)について 】
兵庫県伝統工芸品
国指定選択無形文化財
かつて丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣町佐治)で
織られていた手紡ぎの絹と木綿を交織にした平織の手織り布。
明治時代末期まで織られていた。
木綿平織で、藍と茶を基本色とし藍と茶と黄、
藍と黄を合わせた緑などで縞柄や格子柄が
織りだされた縞織物で、緯糸に木綿だけでなく
屑繭から紡ぎ出した「つまみ糸」が織り込まれている。
本来の呼び名は縞貫(しまぬき)もしくは
佐治木綿(さじもめん)。
1953年(昭和28年)に柳宗悦が『日本工芸』で
「丹波布」の名で紹介して以来、丹波布が通称となった。
丹波篠山に伝わる丹波木綿とは異なる。
文政年間に播州木綿の影響を受け野良着などとして
製作が始まったとされており、幕末から明治初頭に
最盛期をむかえた。しかし大正時代に入って衰退し
姿を消した。
その後、柳宗悦に産地特定の依頼を受けた工芸研究家
上村六郎が1931年(昭和6年)に特定。
1953年(昭和28年)には上村の指導により、丹波布の
再現が行われた。
1954年(昭和29年)には、上村と柳の後援の下
丹波布技術保存会が発足。
1957年(昭和32年)3月30日に国の選択無形文化財に選択された
素材:手紡綿、一部絹(つまみ糸)
長さ約3.6~3.9m(お仕立て上がり時)
※長さのご指定のない場合は標準(3.6m)で仕上がります。
植物染料:栗・藍
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩き、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など