商品番号:1554757
(税込)
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モダンスタイルに、よきものをお探しの方に…
おしゃれ帯の名門【 渡文 】による
手織真綿紗八寸名古屋帯のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
夏らしい爽やかな彩りと、渡文ならではの真綿糸を用いた織の風合いに惹かれ
仕入れてまいりました!
今作は、この真綿紗の帯地に絞り染を施し
キリッと映えるデザインを表現した、個性際立つ夏帯です。
夏の小紋や織りのおきものにぴったり、特に夏結城や
夏大島、夏牛首といった手仕事の力ある織物にも
よく似合うことと思います。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【色・柄】
独特のハリを持ちつつ、やわらかさも感じさせる
淡い白緑色の帯地。
涼やかに風を通す帯地には、そっと真綿糸による節の風合いも浮かび…
そんな紗地に絞り染によって、雲取模様を表し
その中に「梅と菱」の古典柄を描きました。
シンプルだからこそ伝わる、その仕事ぶり。
他には無い奥深い印象の夏帯に仕上がりました。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.37 渡文謹製
柄付け:お太鼓柄
西陣手織協会・手織之証が付いております。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、ランチ、行楽など
◆あわせる着物 夏の小紋、夏の織のお着物