商品番号:1553881
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
越後の本場小千谷ちぢみ、
名門【 おだぎん 】より、手織の最極上品をご紹介いたします!
よくお見かけする縞や無地のお品とは一線を画する、よきお品…
手仕事だからこその完成度。
緯糸に『140番手』の極細の糸を用いて織り上げられた、
表情豊かな小千谷ちぢみ絵羽のご紹介でございます!
片身代わりで仕上ったハイセンスな一枚。
このシックな表情、他にはございません!
年々希少になりつつありますので、
工芸染織ファンの方はお目に留まりましたら是非ご検討くださいませ!
【 お色柄 】
さらりとして程よいハリがあり、畝のようなシボ感が味わい深い麻地。
片身は黒の無地。
もう半分は経絣による紺や藤色の間道を織りなして。
ハリのある生地の質感に、涼やかな透け感。
湿度の高い日本の夏に、快適な和の装いを!
【 小千谷縮 140番手について 】
全国でも、特に豪雪地帯として知られる越後・小千谷地方。
雪深く湿度の高い風土は乾燥を嫌う麻や絹の織物に適しており、冬季の農閑期に
副業として上布や縮などの織物が織り上げられておりました。雪が多いだけに、
半年近くも雪に埋もれて生活しなければなりません。
そうした厳しい環境が、手仕事の極みとも呼ぶべき織物を育んでまいりました…
暑い日本の夏。
見た目の涼やかさだけでなく、お召しの方にも心地よく
過ごしていただきたいもの。天然繊維の麻だけがもつ
爽やかで心地よい肌触りは…
他のどのような繊維にもまさる、夏の最高のお召しものです。
風を通して、肌につかない。
季節を感じさせるその独特の地風。
特に…140番手の糸はほとんど生産されておらず、
「幻の糸」と呼ばれているほどに希少です。
一般的な小千谷縮に用いられる麻糸は『80~100番手』の
糸を使用して織りあげられております。
糸の細さ故に…織りあげが難しい。
ただ、その仕上りは信じられないほどに軽く、一般的な麻の着物とは
風のぬけが全く異なり、さらりとした肌触りに“格別”な着心地の逸品で
これほどまでに上質な小千谷縮はまず中々ございません…
【 ご自宅でのお手入れ 】
汗で汚れた際には、水またはぬるま湯でかるく押し洗い、そして陰干しを。
巾の不揃いは霧吹きで湿気を与え、手で形をとりながら折りタタミして下さい。
(※洗濯機・アイロン・熱湯の使用は避けて下さい)
【 小千谷縮について 】
新潟県小千谷市周辺を生産地とする
苧麻を使った麻織物。
江戸時代初期、播麿明石藩士だった
堀次郎将俊(明石次郎)が絹織物の
明石縮の技法を応用し越後麻布の改良に成功、
魚沼地方に広めた。
当時は「越後縮」と呼ばれていた。
撚りが強い緯糸で織った布を湯もみする事で
「しぼ」を出した織物で、国の重要無形文化財の
指定要項にそったもの(本製小千谷縮)が
南魚沼市を生産地とする越後上布と共に
国の重要無形文化財に指定、ユネスコの
無形文化遺産に登録されている。
本麻:100%
たちきり身丈:183cm
内巾:約41cm(最長裄丈約78cm 袖巾肩巾39cm)
【 付属証紙 】
小千谷織物同業協同組合の証紙
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 女子会、街着、ランチ、観劇など
◆あわせる帯 九寸名古屋帯、八寸名古屋帯、半巾帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
水通し4,950円+麻衿裏6,600円+お仕立代28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※「水通し」はお仕立て前に生地の糊を落とすために必要な工程です。