【年に一度の本決算セール】 【十八算12マルキ】 伝統的工芸品 傑作本場白大島紬着尺 ≪伝統工芸士・阿多利末広作≫ 「手毬遊戯」 圧巻の絣美… 極上大島紬!

商品番号:1551293

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【 仕入れ担当 中村より 】
大島ファンにお届けする超特選大島!
希少な【12マルキ】の白大島を入荷して参りました。
現品限りの特別仕入れでございます!

織の至宝、12マルキ。
呉服の本場室町におきましても、めったとお目にかかれません。
一般的な呉服店や展示会などでは、お安いところでも150万円、
地方や専門店で並ばれているお品の中には、200万円を越すものもございます。
それほどまでに高価で稀少な所以…
それはひとえに、<絣糸の多さ>と<算数(よみすう)の高さ>にございます。

まず、絣糸の多さ。
5マルキ、7マルキ、9マルキ、そして12マルキがございますが、
経糸(たていと)の総数に占める経絣(たてがすり)糸の割合が「マルキ」と呼ばれる数値になります。
7マルキの経糸の配列は、絣糸1:地糸3。
9マルキの経糸の配列は、絣糸2:地糸2。
経絣糸が多く入れば入るほど、経緯(たてよこ)の絣合わせは一層難しくなります。

ところが12マルキの絣の比率は、実は9マルキと全く同じです。
それなのに、なぜ12マルキが9マルキよりも細緻を極めるのか…
そこで異なるのが、算数(よみすう)と呼ばれるものでございます。

算数(よみすう)とは、「1cmのなかに経糸が何本あるか」を表す織物用語です。
奄美では伝統的に13算(よみ)で織られ、鹿児島では伝統的に15.5算で織られています。
13算は、1cmのあいだに経糸が26本。
15.5算は、1cmのあいだに経糸が31本。
つまり、算数というのは、織りの緻密さを表わす単位なのです。
算数が多ければ多いほど、布が緻密であり、上質な布である事を表わしています。

12マルキの大島紬は、この算数が、18算(じゅうはちよみ)で織られています。
18算は、1cmのあいだに経糸が実に36本。

想像してみてください。
これだけの本数を織り込むためには当然、細い糸を使わなければなりません。
糸が細ければ細いほど、織物は上質になっていきます。
そして絣糸も細くなり、カタスのT字も緻密の極みにまで至るのです。

その数、およそ330万個。
無論、究極の細かさと謳われ、熟練の匠にしか成しえません。
もちろんのこと、年間製作本数は本当に限られております。

また非常に細い糸を使用しているため、その手触りは、7マルキ、9マルキのお品とは比べ物になりません。
実際に触れて確かめましたが、つややか系紬の代表といわれる大島でも
普通は指に糸の感触がはっきりと感じられるところ、
12マルキのお品は、まるで不織布のように、はじめから一枚の布ではないかと思えるほど滑らか。

18算に、経絣糸の多さ。
12マルキならではの、1mmにも満たない点である絣の集合で、
信じられないほどに細緻な意匠が織り描かれました。

是非ごゆっくりとご覧くださいませ。

【 お色柄 】
白生地のようなきっぱりとした白ではなく…
まろやかで深みがあり、まさに大地の穏やかな安らぎ感じられるような、独特の白。
このお色を、是非お手元でご覧いただきたく思います。

意匠には極細の絣で笹蔓をモチーフにしたような手毬模様。
それぞれにははなびらや細かな有職模様が織り込まれ…
織絣によるお色のグラデーションは本当に綺麗です。
実際にお手元でご覧頂けないことが残念でなりません。

陰影の表現も素晴らしく、見るほどに吸い込まれそうな立体感は、秀逸です。
しっとりとした味わいと深みに、美しい詩情をお楽しみください。
大島紬の命とも言える絣の細かさを表現するためには、
常に経緯の糸が正しく交差するよう、
また常に糸に均等な力がかかるよう、細心の注意が要求されます。
7~8cm織り進むごとに、細い針の先で絣を正しくそろえる作業を行いますので、
よく出回っているもので平均して40日前後、
最高級の手の込んだものとなりますと一年以上の月日の末にやっと一反が生み出されることもあります。

細密総絣12マルキ傑作大島紬。
紬訪問着のように格調高く、また上質カジュアルとしても着こなしていただけます。

手織りの大島独特の滑らかな手触り、シワになりにくい性質。
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く受け継いでいっていただければと願っております。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。


【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)

鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。

大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る

中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ12.7m 内巾37.5cm(裄丈約71cmまで)
経済産業大臣指定伝統的工芸品、
本場大島紬織物協同組合の証紙が付いております。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン パーティー、街着、お食事会、行楽など

◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)

加工(湯のし、地入れ、紋地入れ)はこちら
(地入れ)


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