商品番号:1551169
【 仕入れ担当 渡辺より 】
大変希少な作品に出会えました・・・!
人気女流作家【 宮城里子 】氏による、
滅多とご紹介のない絵羽着物のご紹介です!!
紅型の第一人者として知られる藤村玲子氏の作風に感銘を受け、
指導を受けた宮城里子氏のお品。
お着物のご紹介というだけでも大変珍しいなか、
お裾だけに柄を染め上げた作品ではなく、
総柄の超逸品でございます!
問屋街をまわっても、ここまでの作品にはめったとめぐり合えません。
偶然のご縁がございましてご紹介が叶いました!
手間を惜しまず、作家さんの感性を込めて染め上げられたお品。
本物をお探しの方に…必ずやご満足いただけることでしょう。
期間限定でのご紹介となりますので
お目に留まりましたら是非ともお問い合わせくださいませ!
【 お色柄 】
節感の豊かな薄手の小千谷紬地。
爽やかな青色に染めあげて、
そこに浮かび上がるのはマングローブの意匠。
宮城さんのお品としては
代表的なお柄の一枚でございます。
多様な彩りがみずみずしく、そっと水分を含んだ瞬間のような
美しいグラデーションで表現されました。
【 宮城里子氏について 】
紅型の第一人者として知られる藤村玲子氏の作風に感銘を受け、
藤村氏に指導を受けた宮城氏は、
身近にある自然の題材を感性に魅せた女性らしい優しい色彩や、
新しい感覚を取り入れた創造力の高さに、ファンの多い紅型作家さんです。
【 宮城里子 略歴 】
1947年 沖縄県生まれ
1966年 沖縄県立首里高等学校染織科卒業 大城貞成紅型工房入門
1968~72年 藤村玲子紅型工房で修行
1977年 「宮城紅型工房」設立
1983年 第五回「沖縄県工芸公募展」最優秀賞受賞
1984~87年 「沖展」奨励賞受賞
1996年 「西部工芸展」沖縄タイムズ賞受賞
2005年 「沖縄タイムズ芸術選賞」奨励賞受賞
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100%
たちきり身丈180cm 内巾約37cm(裄最長約70cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
解地入れ6,050円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
[ 単 ]
解地入れ6,050円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)