商品番号:1551166
(税込)
【 仕入担当 竹中より 】
日本の三大紬、大島・結城・牛首。
そのなかでも、年間生産量が一番少ないものが牛首紬です。
牛首紬は年間何千反と言われております。
双子の蚕(玉繭)から取れる希少な糸だけを使っているためです。
さらに、夏物となればその希少性は申し上げるまでもなく…
落款ございますので、作家物ですが詳細わかりません。
お目にとまりましたらぜひ!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
大切に保管されていたのでしょう、
仕付けも付いたままの美品です。
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
涼やかな風を感じる、程よい透け感の地。
本当に軽やかで、暑い夏にサラリとお召し頂ける地風が魅力的です。
ところどころに牛首ならではの節感が味わいを見せております。
その地は、淡い灰青色を基調に一面にたたき染を施されました。
裾には山並みのシルエットが極淡いお色味により表されました。
シンプルだからこそ粋に、豊かな表情を生み出すお品。
すっきりと、風趣な佇まいに仕上がった一枚でございます。
心を込めて織り上げた牛首地は、絹織物と紬織物との両面をあわせもった、
気品ある独特の風合いが魅力です。
織り物ファンの方に、自信を持っておすすめいたします。
流行り廃りのないシンプル柄だからこそ、末永くお召しいただける夏の特選品…
どうぞお見逃しございませんようお願いいたします。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
絹100%
【 付属証紙 】
牛首紬生産振興協同組合の証紙
身丈(背より) | 162.5cm (適応身長167.5cm~157.5cm) (4尺2寸9分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.8cm(6寸5分) |
後巾 | 30.6cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、街着、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。