商品番号:1550707
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
空蝉の如き、軽やかさ。
唐織の名門【 河合美術織物 】より、さらり
しゃりりとした織味の、清雅な色使いで有職紋を
織り上げた特選袋帯のご紹介です。
やわらかな彩りの絵緯使いの唐織で
流行り廃りない割り付け文様をさらりと
軽やかに織り上げたお品。
特に明るい彩りに心ひかれる春先から、
単衣の季節にもお使いいただける、薄手で
締め心地よき仕上がりとなっております。
繊細に表現された風雅なお柄が安定感と
品格を感じさせる仕上がりでフォーマルシーンの
帯姿を楚々と美しく演出してくれることでしょう。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
薄手で独特のハリ感とシャリ感を感じさせる
ごくごく淡い薄白青藤色の帯地に、砂糖のような
やわらかな彩りの絵緯糸に明るいトーンの白銀糸使いで、
装飾的な唐華菱がリズミカルに織り描き出されております。
【 河合美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.47
1908年(明治41年)創業
西陣の老舗機屋。
唐織を得意とし、古典を学びそれを現在の感性で
育み、美術織物と呼ばれるにふさわしい芸術性を
兼備した帯を製織している。
下鴨河合神社の社家の一族である
初代河合政次郎が唐織の製織を開始。
1929年二代目河合太三が家業に従事。
初代と力を合わせて家業の発展に尽力。
第二次世界大戦中や戦後の統制経済下に
あっても通産省の手工業技術保持者の指定を受け
西陣織技術保存に多大に貢献する。
1978年に三代目河合大介が社長就任。
後、政次郎、太三両名で唐織の集大成とも
いうべき能装束の復元に全力を注ぎ、
1984年には能楽金剛流二十五世宗家・金剛巌師の
指導、監修のもと、徳川中期の能装束名品十領の
復元を完成。
絹75% ポリエステル、レーヨン、指定外繊維(和紙):25%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:夏綿芯(白)
西陣織工業組合証紙No.47 河合美術織物謹製
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
※薄手の地風ですので真冬はさけていただくのがよろしいかと存じ上げます。
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、和のお稽古、観劇 など
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋 など