商品番号:1550148
【 仕入れ担当 中村より 】
その創作性にはいつも驚かされます…
工芸キモノ『野口』より、辻ヶ花作家『森健持』氏の
特選本手絞り染九寸帯をご紹介いたします。
なかなかご紹介の少ない作家さんの作品でございますが
この度問屋さんに無理を言って
短期間限定でご紹介が叶いました。
お目にとまりましたら是非ご検討下さいませ。
【 お色柄 】
生地は竪絽が半分と少し入った小千谷の帯地。
爽やかな白色を基調にして
絞り染とカチンによる傘の意匠が
表現されております。
【 森健持について 】
染色作家
小倉家の四代目として生まれ、独自の作風を完成させる為に
義母の実家で絞り染を学び、後に「絞り染の小倉」
「辻が花の建亮」として名をなした故・小倉健亮氏に師事。
11年半の修行ののち、32歳で独立、以後、30余年にわたって、
個展や伝統工芸展への出品を数多く行うなど、精力的な
創作活動に取り組んでいる。
その作品は花や草木といった伝統的な文様をはじめ、
楽器や動物など現代的モチーフ、クリムトやマティス、
シャガールといった洋画家たちからインスパイアされた
デザインを取り入れた作品群を発表。
「辻が花」による新たな表現の可能性を拓いた。
【 工芸キモノ野口について 】
1733年(享保18年)創業
初代金谷安部兵衛が京・油小路四条上ルにて
呉服商を創業したのがはじまり。
当代で8代目を迎えた長い時間を染めひと筋に
歩んできた京友禅の老舗。
型友禅、糸目友禅、絞り、刺繍などの
技法を主としたモノづくりを続けている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:突起毛芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月下旬~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※通気性を重視される方は、「夏綿芯」のお仕立てをお勧めいたします。
※帯芯と帯地の相性及び張りのある仕上がりを重視される方は、突起毛綿芯のお仕立てをお勧めいたします。
「夏綿芯」
★名古屋仕立て
「夏綿芯」(税込11,550円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込10,450円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
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