商品番号:1550082
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
手にした瞬間に伝わる、特別な気配。
希少な愛加那絣の奄美大島紬、それも夏大島のご紹介です。
夏物でありながらも薄すぎず、適度な密度で織り上げられた生地には、
張りと涼感、そして大島特有の艶が宿ります。
ここ数年見かけた中でも群を抜いて美しい仕上がり…
伝統の意匠美をぜひともご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
さらり、ほのかな透け感を備えた大島地。
地色は淡くやや灰紫がかったベージュ系。
ひと目ひと目、丹念に合わせた絣が描き出すのは、
幾何の中に柔らかさを含んだ龍郷のお柄。
量産されることのない特別な夏大島。
その凛とした織り味を、ぜひ袖を通してご体感ください。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※居敷当付き、衿裏は引き紐の付いたお仕立てです。
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 69.5cm(1尺8寸3分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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