【老舗名門機屋】 本場筑前博多織紬着尺 ～博多十八番～ 「博多献上」 浮かぶ紋様が語る、博多の粋！

【　仕入れ担当　田渕より　】
極上の艷めきに、絹本来の美しさをそのまま感じて…
創業150年余りの老舗博多織機屋による特選紬をご紹介いたします。

生地を織りだしましたのは博多帯といえばと定評のある老舗機屋さん。
伝統技法に基づきながらも、新しい挑戦を続ける名門でございます。

弊社でも定番の八寸帯は何度もご紹介はございますが、
着尺となると創作数も限られております。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しないようご覧下さいませ。


【お色柄】
さらりとしなやかな地風の絹地。
青紫色の地には極細の紋織が連なっており、独鈷に華皿の古典意匠を織りなしました。
遠目には無地調に見えながら、光の角度で織り文様がふわりと浮かび上がり、シンプルさの中に確かな存在感が生まれます。

硬さはなく、むしろ柔らかく軽やかな風合いで、
普段使いから軽いお出かけまで幅広く活躍する生地感です。

静かな美しさこそ、本物の証。
長く着続けられる、飽きの来ないひと品です。

【　博多織について　】
経済大臣指定伝統的工芸品（1976年6月14日指定）

鎌倉時代、中国（南宋）へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000～15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。

バイヤー
田渕 健太

080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。