商品番号:1549793
【 仕入れ担当 渡辺より 】
佐波理といえば…、かの佐波理綴が代名詞。
主にお見かけするものは袋帯かと存じ上げます。
今回ご紹介の本品はなんと、佐波理によるお着物!
染色を約10回繰り返すという手間暇をかけて制作された本品。
お着物好きにとってこれ以上の高級品は
なかなかないことと存じます。
特に本品は佐波理公式HPにも掲載されているお品で、
華美になり過ぎることなく、
唯一無二の和姿を演出してくれるでしょう。
滅多とご紹介の機会はございませんので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
帯同様、七色に煌くような臈纈染の美…
しっとりとしなかにも、コシある地風に織り上げられた銀通し地。
地紋には、佐波理綴の名の由来となった正倉院の宝物、
佐波理の器に彫金されている宝相華唐草を地紋に込めております。
その地を濃い墨紫色に染めあげその上から「砂子利休屏風」と
銘打たれた屏風の意匠を蝋けつ染めにて染め上げております。
色彩の変化に、少しの所作で浮き沈みする地模様の麗美。
気品と洒落味の両方を堪能させてくれることでしょう。
着姿として、他には無い存在感を放つ極上の一枚です。
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%
たち切り身丈180cm 内巾37cm (最大裄丈約70cm、最大袖巾約35cm)
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティー、音楽鑑賞など
◆合わせる帯 袋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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