【日本工芸会正会員　小倉淳史】 特選本手絞りカチン染九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「紫苑辻ヶ花」 染めの余白に花が息づく… 優美と静謐の境界線。

【　仕入れ担当　田渕より　】
幻想的な絞り染が、優美に浮かび上がる…

京の染色工芸を代表する小倉家。

100年以上の歴史を持つ、京の染色工芸を代表する小倉五代目、
小倉淳史氏による特選九寸帯のご紹介です。

氏の作品に共通するのは、伝統的な意匠の中に潜む柔らかな抒情性と、
モダンな感性の絶妙な融合。
この一条にも、色と形の対話が生む美が息づいています。
どうぞお手元でご堪能下さいませ。


【　お色柄　】
シボ高い上質なちりめん地。
深紫色の地には、幻想的な辻ヶ花が描き出されて…

柔らかな凹凸が陰影を生み、全体に品格と奥行きを与え、
高い技巧が見てとれ、着姿に華やぎと落ち着きを両立させてくれるでしょう。


【　商品の状態　】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【　小倉淳史について　】
小倉淳史氏の父、小倉建亮は小倉家の四代目として友禅染を学び、
独自の作風を完成させる為に義母の実家で絞り染を学び、
遂に「絞り染の小倉」、「辻が花の建亮」として名をなしました。
小倉淳史氏は建亮氏の長男でいらっしゃいます。

1946年　京都に生まれる。
1973年　第10回伝統工芸染織展に初入選その後入選、入賞多。
1984年　NHKの依頼で、国友家の家康小袖を復元。
1988年　NHKの依頼で、徳川美術館の家康小袖二領を復元。
1999年　京都国立博物館の依頼で辻ケ花小袖を再現。
これまでに、東京・大阪・京都・パリで作品展を開催。
今年秋にはドイツにて作品展を予定。
現在、日本工芸会正会員。

バイヤー
田渕 健太

080-1503-2255

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