商品番号:1548524
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
夏こそ琉球の彩りを!
大島紬の名門織元が伝統の花織を創作された
シンプルな浮き織の表情が豊かな
重宝間違いなしの特選無地紬に、
人気女流作家【 宮城里子 】氏による、
滅多とご紹介のない夏九寸帯を合わせた
贅沢カジュアルセットのご紹介です!
セットならではのお値打ち価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お着物のお色柄 】
程よい透け感のあるくすみのない薄白緑色の地。
涼やかさのあるその地には、
琉球の伝統織物・喜屋武八枚による変わり市松の模様を
一面に織り上げております。
【 帯のお色柄 】
ほのかに透け感のある
波のような地紋を市松状に織り上げたオフホワイトの紋紗地。
お柄には琉球紅型らしいお色使いにて、
ほうおう木と胡蝶の意匠を染め上げました。
【 西郷浮織について 】
江戸時代末期から明治頃まで、
薩摩は大島紬以外にも『花織』『浮織』『芭蕉布』など
多種多様の織物が盛んに織られていた大変希少な地域といえますが、
現在では織られていない織物も数多く存在しています。
(鹿児島県工業技術センター資料より引用)
江戸時代から明治以降、激動の時代において発令された
廃藩置県により、日本は近代国家への道を歩み始めました。
しかし一方で、薩摩や琉球の統治下にあったが為の
多様な織物文化は途絶えてしまっていました。
この度、失われつつあった古代染織『幻の花織』を、
明治維新150周年の記念作品として『西郷浮織』と名付けて創作されました。
時代に合わせて進化し、また次の時代に繋がっていくよう
願いをこめて織り上げた薩摩の花織です。
【 宮城里子氏について 】
紅型の第一人者として知られる藤村玲子氏の作風に感銘を受け、
藤村氏に指導を受けた宮城氏は、
身近にある自然の題材を感性に魅せた女性らしい優しい色彩や、
新しい感覚を取り入れた創造力の高さに、ファンの多い紅型作家さんです。
【 宮城里子 略歴 】
1947年 沖縄県生まれ
1966年 沖縄県立首里高等学校染織科卒業 大城貞成紅型工房入門
1968~72年 藤村玲子紅型工房で修行
1977年 「宮城紅型工房」設立
1983年 第五回「沖縄県工芸公募展」最優秀賞受賞
1984~87年 「沖展」奨励賞受賞
1996年 「西部工芸展」沖縄タイムズ賞受賞
2005年 「沖縄タイムズ芸術選賞」奨励賞受賞
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
【着物】
絹100%
長さ:約12.8m
内巾:約38cm(最長裄丈約72cm 袖巾肩巾36cm)
【帯】
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.8mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:六通柄 ※手先柄(果紋:はてもん)なし
おすすめの帯芯:夏用綿芯(白)、突起毛綿芯
◆最適な着用時期 5月下旬~9月の単衣・盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、街着、行楽など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立て上がり時のたれ先は無地となります(メーカー推奨)。たれ先柄あり仕立てをご希望の場合はご指示ください。
※長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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