商品番号:1548043
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
日本最古の織物とされる、『科布』。
昔から東北地方の山間部の人々の冬仕事に織られておりました。
薄暗い灯のもとで糸を績み織る。
北国の素朴な美しさと強さ、知恵にたくましさが感じられる織物でございます。
中でもすくい織を施した特選の一条をご紹介致します。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ざっくりとした太糸で織りなされたナチュラルな帯地。
自然そのものを感じさせます。
お色は温もりある狐色のグラデーションで織りなしました。
お太鼓にはすくい織によって漣の意匠を施して。
「絹科布」や「科布風」のお品とは、もちろんのこと風合いが全く異なります。
あふれだすような生命力を感じとっていただけることでしょう。
おきもの通の方にも、自信を持っておすすめいたします。
どうぞお見逃しなさいませんようにお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 科布について 】
「シナノキ」や「オオボダイジュ」の
樹皮からつくられる日本最古の織物のひとつ。
葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布。
樹皮から採れる靭皮繊維をはぎ、灰汁で煮て薄く裂き、
出来上がった糸を織り上げる。
茶褐色をしていて粗剛で織り目はあらく野趣に富み、
通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに
味わいが増す。
現在は新潟県や山形県の一部地域のみで生産されている。
科100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
※開き仕立て
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 織の着物、上布など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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