商品番号:1548034
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
名門、たつむらの夏の和姿。
暑い盛りに涼を感じさせるものをまとう…
まさに和の醍醐味でございます。
西陣の名門、龍村美術織物の希少な夏袋帯をご紹介いたします。
たつむらの夏帯は、なかなかお見かけ致しません。
本当に数も少ないお品でございます。
現在創作されている夏の袋帯のなかで…
まず間違いなく、ハイクラスに入るお品。
織り上げの数も少なく、本当に贅沢な逸品でございます。
お目にとまりましたらお見逃しなくお願いいたします。
【 お色柄 】
『 タイ段文錦 』と題されたお品。
しっかりと織り上げられたシックな黒色の帯地。
単衣の時期にもお締めいただける地風のお品です。
やわらかな透け感のその地に、高貴な金箔糸を基調に装飾性溢れる高貴な意匠。
優彩にきらりと煌めく金の濃淡。
限られた彩りながらも表情豊かに織り描きだされております。
これぞ”たつむら”と思わせる金銀糸使いが唯一無二の輝きを魅せ、
鮮やかな色糸を共に用いて、たっぷりとした存在感を艶やかに表現いたしました。
涼感、風情、美しさ…夏きものの魅力。
帯地に凝縮された名門の技。
印象、個性、風格。
まず他の機屋さんには真似できない、創作性の高さ。
安価に出回っているものとは、全く異なります。
西陣帯の歴史が偲ばれるような一品です。
よき夏の帯をお探しの方に、お着物通の方にもご納得頂ける、
自信を持ってお勧めできるお品でございます。
夏がくるたびに…
お手元でこの風情、この仕上がりをご堪能くださいませ。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No644 龍村美術織物謹製
おすすめの帯芯:夏綿芯
本袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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