商品番号:1547145
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
しゃりっとした地風に軽やかな着心地が
魅力的な夏塩沢のお着物のご紹介です。
証紙などのは付属しておりませんが
強撚糸の組成に、地風より夏塩沢かと存じ上げます。
蒸し暑い日本の夏に適した、さらりとした着心地を
約束してくれる仕上がりで、帯合わせもしやすく、
盛夏の時期のカジュアルシーンに末永く重宝して
いただけることでしょう。
【 商品の状態 】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れましたが
使用感もほとんどない
おおむね美品です
【 お色柄 】
透け感をおさえたアイボリーの紬地に、
こまかな十字絣にて縞間道の太細の
グラデーションを織あらわしました
シンプル モダン ハイセンス
都会的なシルエットで素敵な夏姿を作り上げます
お値打のこの機会にぜひ!
【 夏塩沢について 】
産地:新潟県南魚沼市
麻織物の衰退からその技術を生かした絹織物による
夏物が望まれ、およそ100年ほど前の明治時代に
誕生した。
経緯の糸に駒撚り(撚り糸2本以上を組み合わせ、
反対方向に撚り上げた糸)といわれる強撚糸を
使用した先染の平織の織物。
夏塩沢は駒撚り糸の中でも三子糸(みこいと)を
用いる事で、糸の断面がやや丸く、二子糸を用いる
夏大島に比べ、おさえたシャリ感と肌へのあたりが
より柔らかくなっている。
【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。
・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事
本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。
越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。
右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。
表裏:絹100% ※衿裏:絽地 縫製:手縫い
背伏せあり
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 150.5cm (適応身長155.5cm~145.5cm) (3尺9寸7分) |
---|---|
裄丈 | 62.8cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 45.4cm(1尺2寸0分) |
前巾 | 22.8cm(6寸0分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35.6cm(9寸4分) 袖丈51.1cm(1尺3寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月から9月までの単衣、盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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