商品番号:1546903
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
美しき海、豊穣の大地。
穏やかに吹き抜ける風と共に、ゆったりと流れる時の中、
その優しい彩りと、豊かな質感は生み出されます。
シンプルに織りの風情をお楽しみいただきたい…
本場琉球南風原花織。
シックな良色の一枚を仕入れて参りました。
今回は城間びんがた工房16代目【 城間栄市 】氏の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
このお値段であれば絶対にお値打ち!!
お目にとまりましたら是非お手元へ!
その表情をお楽しみ下さいませ!!
【 お色柄 】
[着物] 商品番号1524264
シックな黒色で織りなされた絹地。
節感のある紬に緯糸を細やかに浮かべて
横段に花織模様が織りなされ、高級感を漂わせます。
洋装の方が多いシーンにも、
日常のワードローブの一枚として。
肩のはらない、でもシンプルすぎずこだわりをしっかりと魅せつける。
絶妙なバランスの仕上がりでございます。
職人さんの気持ちや伝統的な技法がたっぷり詰め込まれていると思います。
【 南風原花織について 】
南風原、読谷山、与那国…
15世紀頃に南方から伝えられたと言われる花織は沖縄各地に存在致します。
そのすばらしい染織文化は、王府のある首里へと運び伝えられ…
土着の在郷らしい意匠から、王家や士族の着用にふさわしい、
より洗練された意匠へと進化していきました。
かつては琉球王朝の御用布となっており、祭礼時以外は庶民が
着用することを禁じられていたほど、非常に手が込んだ贅沢な織物でした。
なかでも、首里の王朝に近い南風原の土地。
一説では、首里近くの南風原で織りあげられたものこそが
本当の王朝の着物であると言われることもございます。
[帯] 商品番号1511546
最高のきものを作るには、最高の素材から。
良い生地は、染め通りの良さ、そしてなにより着心地が違います。
本作には、繭から生地まで一貫した最高級品「松岡姫」が用いられております。
山形県の庄内地方は、農作物に非常に恵まれており、
蚕の育成に必要な条件を、完璧なまでに備えております。
恵まれた風土で育った蚕は、粒ぞろいで均一。
汚れや不良品が少なく、さらにその中でも最高品質なもの…
それが「松岡姫」なのです。
その松岡姫使用の縮緬地は触れていただくとすぐにその質の良さをおわかりいただけることでしょう。
シボ感のある縮緬地は青色に染め上げて、
「ゴマアイゴ」と銘打たれたお柄を表現しました。
城間さんらしい海をモチーフにした、
ハイセンスな一条に仕上がりました。
【 城間栄市について 】
琉球王朝時代より、その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させる
という形態で匠の技が守られてまいりました。
廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって一時、
紅型の技は消え去ろうとしていました。
終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、
戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。
廃材の中から、「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを
蘇らせるその苦労と情熱は、想像するだけでも胸が熱くなります。
城間栄市氏は、その城間栄喜氏の孫として生まれました。
幼い頃より、父・城間栄順の背中を見て育ち、
一度は途絶えた幻の技法「紅入藍型(びんいりあいがた)」を復興するなど
精力的な活動を続けておられます。
平成27年の日本伝統工芸展においては、「日本工芸会新人賞」も受賞されています。
[着物]
絹100%
長さ約12.5m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
[帯]
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上り時)
白生地には、伊と幸ブランドの松岡姫使用特選浜ちりめん地を用いております。
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています