商品番号:1546894
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
パッ目に飛び込む晴れやかな色彩。
袖を通せばワクワクするようなその表情!
長野県信州の伝統的織物【信州上田紬】のご紹介です。
「小岩井紬工房」による、手織紬をどうぞご堪能下さいませ。
この魅力が画面上で100%お伝えできているのか、不安でなりません…
洋服のようでいて、「和の粋」が表現された素晴らしいひと品です!!
今回は本場琉球紅型の九寸帯とのコーディネートセットをご紹介。
現品限りでございますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
[着物] 商品番号1535468
白藤色を基調にして、
緯糸に緑色を織り込み横段模様を表現して。
派手すぎず、柔らかく明るい表情に仕上がりました。
素材感ある紬の節糸と混ざり合い、ほっこりとした民芸的な風合いの中に都会的な洗練された印象。
計算された尽くしたいろどりの配列は奇をてらうことなく
味わい深いおしゃれな和姿を演出してくれます。
[帯] 商品番号1544407
しなやかに肌上をすべる、
市松の地紋が艶めく白色の帯地。
その地に紅型の鮮やかな色彩で、
首里城の意匠を施しました。
豊かな彩りが情緒豊かに、くっきりと冴え渡ります。
琉球絣や久米島の紬、花織といった南国の織物にもよく似合いますし、
その他、色無地や小紋などのやわらかものから大島や結城など、
手仕事のお着物にもよく似合うことと思います。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
【 上田紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
国指定伝統的工芸品「信州紬」のひとつ。
長野県上田地方、更科、小県、埴科地方、とくに
千曲川上流地帯でつくられる紬織物で、
上田を集散地としたため上田紬と呼ばれた。
江戸寛文年間(1661~73)に伝えられ、
江戸中期ごろから和糸生産の発展につれ、養蚕から
生じる屑繭、玉繭を利用し、農家の副業として
盛んになり、天保年間(1830~44)に最盛期となった。
もともとは玉糸が使用されていたが、現在では
経糸に生糸、緯糸に紬糸(多くは機械を使用する)を用い、
一部は高機による手織であるが、力織機による製織のものが
多くなっている。
絣のものも織り上げはあるが、縞柄が主で、
普段着向きの着尺地として使用される。
厚手で丈夫な地風で、江戸時代には
大島紬や結城紬と並ぶ「日本三大紬」として
一世を風靡した。
[着物]
絹100%
長さ約12.5m 内巾37cm(裄丈約70cmまで)
小岩井紬織工房謹製
[帯]
絹100%
長さ3.6~3.8m(御仕立て上がり時)
太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、ご趣味の集まり、観劇、コンサート、行楽など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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