【仕立てサービス152900円均一】 【“超”西陣祭】 【織吉】 特選西陣織本袋帯 「菱取市松」 佳き時代の佳き帯！ 今はなき老舗のビンテージ品です！

【　仕入れ担当　渡辺より　】

西陣老舗【織吉】より、
古風な魅力の本袋帯のご紹介です！

西陣証紙番号41番の老舗機屋さん。
残念ながら機はあげられていますので
新しいものは入手不可でございます.
（かつては映画「細雪」の衣裳提供などもされていた名機屋さんです）

今回は西陣の老舗帯問屋さんから
1点限りで仕入れてまいりました！

もちろん数あるお品ではございませんので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく！


【　お色柄　】
おだやかな黄土茶の帯地。
お柄には菱取にそれぞれ多彩なリズムで
金を駆使して市松模様が織り出されました。

この帯の凄いところは・・・　
よく御覧ください！
たれ先からお腹まで、
シンプルなデザインのようでありながら、
その実まったく同じ柄の繰り返しがございません。
（手先でようやく配色がかさなります）

このような技術は現在では織悦さんの高級唐織袋帯など、
極々限られた機屋さんの高級ラインで施されるのみとなりました。

また本品は当然のように、
高級品のみに許される裏表継ぎ目のない
本袋の技にて織られています。

訪問着、付下げ、色無地などに合わせて
他の方と差をつけてください！
滅多とない入荷品です！
どうぞお見逃しなく！

【　西陣織について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年2月26日指定）

多品種少量生産が特徴の京都（西陣）で
生産される先染の紋織物の総称。

起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。

18世紀初頭の元禄～享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年（1730年）の
大火により職人が離散し大きく衰退。

明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
（高機）では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。

織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。

西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦（たてにしき）」、
「緯錦（ぬきにしき）」、「緞子（どんす）」、
「朱珍（しゅちん）」、「紹巴（しょうは）」
「風通（ふうつう）」、「綟り織（もじりおり）」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。

「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。