商品番号:1545961
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
重厚感あるしっかりとした帯地、緻密な織技法…
今はなき西陣の名門・環美術織物より、
美術織物らしい芸術的な特選袋帯のご紹介です!
見事な箔使いで表現された美意匠。
滅多とご紹介の叶わない作品でございますので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
しっかりとした打ち込みのシックな黒色の錦地。
お柄には、環美術ならではの鮮やかな色彩の箔糸使いで
大胆な糸巻文を織りなしました。
豊かな彩りが照り輝き、丁寧な手織りの仕事が完成させた、
精度の高い一つの藝術品として見事に仕上がっております。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
締め跡と所々に糸浮きがございますが、おおむね良好です。
※お届け前に出来る限りの糸浮直しをいたします。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 環美術織物について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.1306
※廃業
河合美術織物と双璧をなす名門と言われ、
その色づかいと織り味は、環美術織物特有の世界を築きあげ、
他メーカーには追随をゆるさない、独特の素晴らしい作品を
製織していた。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.25m
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋のためございません
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 成人式、結婚式、披露宴、パーティー、初釜、観劇など
◆あわせる着物 お振袖、色留袖、訪問着など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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