商品番号:1545815
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
京の老舗染匠【 小糸染芸 】による
モダンな配色が印象的な京友禅袋帯のご紹介です。
ご年齢を問わずにお召しいただけるお色、デザインで、
カジュアルシーンをスタイリッシュに飾る一条…
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
かすかに凹凸を感じる丹後ちりめん地を
シックな黒を基調として染めて。
そこに多彩を込めた「彩唐草」模様を表しました。
唐草の細部にまで細やかな装飾が施され
小糸さんらしい技術の高さも感じられます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 小糸染芸について 】
明治元年(1868年)創業の京友禅の老舗染元
(沿革)
加賀前田藩に属していた初代小糸重助が
江戸末期に京都に移り、大黒屋重助と名乗り
西洞院四条上がるにて友禅業を創業。
1894年 二代目小糸梅太郎が事業を継承。
それまでの友禅染めの技法を能率的に改善、
写し板場友禅を研究開発。
1904年 大日本染織競技大会において進歩銀牌を授与。
その後、昭和初期に三代目小糸啓介が事業を継承。
戦中事業を中断、戦後再開。
業界活動にも活躍し、京都誂友禅工業組合協同組合理事長、
同高等職業訓練校校長、全国染織協同組合連合会理事長
などを歴任。
1955年 京都友禅競技会にて通産大臣賞受賞。
1970年 京都国立博物館に鮫訪問着「石庭」、
小紋着尺「たてわく」が収蔵される。
昭和後期に入ると四代目小糸敏夫が事業を継承。
1989年 京都友禅競技会にて二年連続通産大臣賞受賞。
通産大臣より伝統工芸士認定。
1995年 小糸敏夫、労働大臣より染色一級技能士認定。
京都府伝統産業優秀技術者「京の名工」指定。
五代目小糸太郎、染色一級技能士認定。伝統工芸士認定。
2004年 小糸敏夫厚生労働省認定「現代の名工」表彰
※現代の名工 昭和42年に創設され先端技術や伝統技法など
あらゆる職業技術に於いて非常に優れた技術を持ち
後世にその技術技法を継承する人に送られる。
小糸染芸ではこの度の受賞で1969年に三代目小糸啓介、
四代目小糸敏夫と二代続けての受賞
2008年 小糸敏夫が秋の叙勲において、瑞宝単光章を受章。
2011年 五代目小糸太郎事業を継承
京都市から「未来の名匠」に認定。
その他京都友禅競技会にて、通産省近畿生活局長賞、
京都府知事賞、市長賞、など多数受賞。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ約4.6m(お仕立て上がり)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる着物 色無地、紬、カジュアル訪問着など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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