商品番号:1509011
(税込)
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【 仕入担当 岡田より 】
フォーマルのお席に品格を添えて。
かの京友禅の名匠、皇室献上作家の【 藤井寛 】氏の図案より、
代表的な雲取りに典雅な古典のお柄を込めた
特選袋帯のご紹介でございます。
お色、意匠共に、緻密に計算された風趣…
細やかな意匠の織り変え、全体を包む上質な品格。
質実とした確かな空気感が、着姿に落ち着きを与えて頂けます。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
たっぷりと箔糸を用いて織りなした、
藤井寛を象徴する雲取りの悠々たる佇まい。
工字繋、七宝、流水などの細やかな古典の意匠を、
様々に織り変えながらあしらった、
奥ゆかしく繊細な意匠構成でございます。
それぞれがゆるりと主張をしあいながらも、
まとまりのある落ち着いた印象。
しっとりとした余裕ある佇まいにお似合いのお品でございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 藤井寛について 】
皇室献上友禅作家
【 所属 】
京友禅協同組合連合会
京都工芸染匠協同組合
京都手描き友禅協同組合
京都伝統の技と心を受け継ぎ、さらには
皇室へ度重なる献上の栄誉を授かる京都の匠。
熟練の技を必要とする挿し友禅を極め、
独自の創作世界を築く。
中学卒業から家業を手伝い、大学卒業後は
下絵師であった父に師事。
中小企業の経営学や油絵を学んでおり
家業とは別の道も考えていたが、着物職人の
地位向上を図りたいという想いで家業を承継。
「雲取り」や「山取り」が代表的なお柄。
【 経歴 】
1935年 下絵師・藤井桃陰の長男として生まれる
1956年 藤井画房設当初はお誂えの受注制作
1959年 同志社大学経済学部卒業
後、父桃陰に師事する
1960年 「藤井画房」を「富宏染工」に改名
1972年 富宏染工株式会社設立 同時に工房を設立
2020年 藤井友子が代表取締役に就任
藤井寛は会長へ
■代表作
皇后陛下 御訪問着(瑞雲重ね)制作従事
紀宮様 御振袖(雲取典麗彩重ね)制作従事
秋篠宮妃殿下 振袖(山取松藤慶長文様)制作従事
皇太子妃殿下 御振袖(王朝典雅扇)制作従事
高円宮承子様 御振袖(松皮取慶長宝尽)
高円宮絢子様 御振袖(琳派流水取四季草花)
眞子内親王 御振袖(慶祥雲重)
伝統的工芸品産業功労者褒賞
経済産業省製造産業局長賞
日蓮宗法音寺京都別院・法輪時本堂の格天井の制作に従事
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.45m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、お付き添い、パーティー、
お茶席、和のお稽古、観劇 など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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