商品番号:1545802
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
シンプルだからこそ伝わる素材の良さと手織のよさ…
本場首里織から希少な夏九寸帯をご紹介致します!
シンプルなお色柄ですので、
お着物合わせ様々に幅広いシーンで
重宝いただけることでしょう。
絽の組織に花織を込めた作品は、
あまりご紹介の機会はございませんので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
地色はシックな黒を基調にして間道を織りなして。
随所に絽織の捩りが美しい透け感を演出しております。
お柄には花織模様を込めた横段を配して。
美しい琉球の海に日差しが反射するように…。
繊細で柔らかな地にグッと映える織りての遊び心。
立体感のある織と品ある風合いは、みつめるほどに深みを増してゆくようです。
一見シンプルなように見えますが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、
その控えめな色彩の中に、織り手の誠実さや根気強さを
感じ取っていただけることと思います。
琉球の織物には、力がございます。
なぜここまでに私たちの心を揺さぶるのか…
その答えは、皆様にみつけていただければと願っております。
芸術品として手仕事の帯を…
心を込めて、お届けさせていただきます。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立てあがり時)
六通柄
経済産業大臣指定伝統的工芸品、沖縄県織物検査済之証の証紙がついております。
◆最適な着用時期 5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、お茶席、和のお稽古など
◆合わせるお着物 色無地、小紋、織のお着物など
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています