商品番号:1542992
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
優美な輝きに魅了されて…
一目惚れして、仕入れてまいりました。
おきもの好きの方なら、軍配のマークをよくご存知のことでしょう。
デパートや有名呉服店などにも高級品として並ぶ、西陣名門・川島織物。
卓越された意匠美をご堪能いただける格調高き本袋帯をご紹介いたします。
個人的にも大好きな織元さんで数多くの作品をこれまで扱って参りましたが、
今回ご紹介叶ったのは稀に見るロイヤルシルクに本金を用いた最高級品でございます。
どうぞこの希少な機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
使用した素材は、最高級絹糸『ROYAL_SILK』。
日本の皇室・皇居内のもみじ山御養蚕所内では、毎年家蚕の御養蚕や野蚕の飼育をされています。
その品種は、家蚕の「小石丸」、白繭種、黄蚕種などを養蚕され、
野蚕の「ヤママユ/天蚕」、「サクサン/柞蚕」を飼育されています。
その品種を養蚕・飼育し、丹精に織り上げました。
触れると本当に驚かれることでしょう…
ごくしなやかに織りなされた、上品な利休白茶色の帯地。
贅沢に本金を用いて松竹梅を織り描き出しました。
まとまりのある色彩のグラデーション、陰影、全てが織によるもの。
その仕上がりはまさに美術品でございます。
光の所作より輝きを変える金糸が、上品さの中に華やかさを演出し、
着姿を晴れやかに包むひと品に仕上がりでございます。
流行すたりのない確かな意匠は、
世代を超えて末永く受け継いでいっていただけるもの。
訪問着、付け下げ、紋付色無地に合わせて。
その吉祥性を身にまとってくださいませ。
フォーマル、セミフォーマルを問わず、あらゆるシーンに存分にご堪能いただければと存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
本袋縫い
六通柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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