商品番号:1542596
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
思わず息を飲む…
海中に漂う光のような幻想的色彩感覚…
辻ヶ花の偉大なる巨匠『初代・久保田一竹』の意志を継ぐ、
一竹工房による幽玄な暈し染めを施した、味わい深い訪問着のご紹介です。
久保田一竹氏が生涯をかけて取り組んだ題材「辻ヶ花」
大切にそして末永くご愛用頂ける方に心を込めてお届けいたします。
【 お色柄 】
地厚で重厚感のある絹地に上品に光る金通し。
渋みにある白茶色を基調として染め上げて。
お裾にかけて暈し染めを施し、ふっくらと愛らしい辻ヶ花と一竹星があしらわれております。
一竹星とは、合間にアクセントをそえる、光の玉のような
ふうわりとした丸いお柄のこと。
初代が耐えた長く厳しいシベリア抑留生活の中で
希望を見出した星を表す特徴的なお柄でございます。
世界が認める氏の作品。
それはもはや、美術品の域に達しております。
それは、選ぶ生地に始まり、 緻密に計算された構図の美学、色彩の魅力、染の加工…
気の遠くなるほどに緻密で正確な絞りの針通しなどによって生み出されるもの。
2003年、惜しまれながらも一竹氏は他界されてましたが、
その技は次の世代へと引き継がれております。
洗練されたお柄付けと構図、色彩は、
お年を重ねていくごとにしっくりと身に寄り添ってくれることと存じます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 二代 久保田一竹について 】
本名:久保田悟嗣(さとし)
現一竹工房代表
生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、
技術、感性そしてその精神を受け継ぎ
作品作りをしている。
【 経歴 】
1955年(昭和30年) 10月7日生まれ
1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業
1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立
代表取締役社長に就任
1994年(平成6年) 10月久保田一竹美術館(河口湖)開館
2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任
2006年(平成18年) 二代・一竹を継承
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:黒紫色
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾37cm(9寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会など
◆合わせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。