商品番号:1525373
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
■■帯芯サービス■■
こちらは芯なしのお仕立ての商品でございますため、
ご希望のお客様には、帯芯をサービスでお付けいたします!
お手元でご確認後、芯入れをご希望のお客様は
その旨お書き添えの上、弊社岡田宛にご返送ください。
※お手元確認無しで芯入れをご希望の場合は、
ご注文のキャンセルが承れませんので、お気をつけください。
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独創と復元、そして美的感覚の三大要素を掲げ、
至高の技と美をもって織物の道を追求する。
【龍村美術織物】より、龍村錦帯として特別な位置づけにある
「龍村平蔵製」の本袋帯をご紹介いたします。
古典への敬愛を掲げながらも、
力強く革新的なその帯地は、細緻にして大胆。
正倉院宝物「御物」より、「平脱」と呼ばれる
蒔絵の技法をモチーフに制作された本作は、
玉虫のような不思議な色合いを、鮮やかな彩り、糸の強弱で緻密に再現しており、
そのお柄は七色に偏光しているかの如く、立体的かつ気品あふれる表情でございます。
まさに芸術と呼ぶにふさわしい一品。
界切線や、裏太鼓にまで及ぶ織へのこだわりも必見でございます。
是非ともお手元にてその美しさをご体感頂きたいお品です。
この機会に是非ご検討下さいませ。
【 お色柄 】
深々とした黒の絹地に、豊かな彩りの箔糸使いにて
艷やかな唐花文様を描きました。
糸の一本一本が華やかに主張し混じり合い、
一つの文様として完成されていく様が美しく、
その独創性に溢れた唐花のデザインも、
和洋問わず、様々な芸術を模索し尽くした龍村ならではの作風といえるでしょう。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 初代・龍村平蔵(号・光波)について 】
染織工芸作家
伝統的な西陣にあって、常に斬新な発想と
革新的な技法の習得により新境地を切り開いた名匠。
奈良県の正倉院に収蔵されている正倉院裂の
復元の第一人者。
生涯で70種もの日本の宝物の復元に成功した。
【 経歴 】
1876年に大阪の両替屋の豪商の家に生まれる。
16歳のときに祖父が死去し、それを機に家業を継ぐ。
1894年には18歳で織元として独立、その後1906年に
京都で龍村織物製織所を設立。
当初は販売に従事していたが、徐々に織物の技術に
興味を持ち、研究を開始。
研究の結果、帯に奥行きと彩りを与えた
高浪織(たかなみおり)や、意匠に立体感を出すため
糸に凹凸を持たせる纐纈織(こうけちおり)などの
数々の技術を生み出し特許を取得。
後、苦心して開発した織技法が次々と同業者に
模倣された事で古代裂の復元研究に没頭。
「どんな複雑な組織の織物も、経糸と緯糸によって
構成された、理屈で割り切れる偶数の世界」ととらえ、
「美」という3つ目の要素を加える事で織物を芸術という
高みに押し上げた。
1956年には染織工芸界の新たな可能性を切り開いた
数々の業績に対し、80歳にして日本芸術恩賜賞を受賞。
1962年 没、享年86歳。
龍村平蔵の子息は
謙・晋・徳・元の4人
このうち謙が二代龍村平蔵(号・光翔)、
元が三代目平蔵(龍村美術織物経営)。
現在は龍村旻が龍村美術織物を経営、
2006年4月に四代目龍村平蔵を襲名
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.33m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋帯のため耳の縫製はなし
※芯なし仕立て
※関西仕立て(界切線が表に出ております)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添い、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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