商品番号:1524059
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【 仕入れ担当 中村より 】
ご存知、西陣の老舗【泰生織物】による特選夏袋帯をご紹介いたします。
爽風駆け抜けるようなお色、柄、風合いが美しく調和して…
今となっては本当に数少ない、希少な手機の夏帯。
毎年この季節がやってくる度にその良さを実感し、
また次世代へ受け継いでゆくお品として、大切にご愛用頂きたく思います。
シーズンオフのため、大変お値打ちにご紹介させていただきます。
お気に召されましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 色柄 】
深い留紺色の地に、
箔糸のきらめきが印象的な線描。
吹き抜ける風を思わせるようなデザイン。
太さに強弱のあるざっくりとした糸を用い、織の表情を豊かに表現しました。
躍動感溢れる色彩と織のリズムに、一目で引き込まれてゆきます。
当然のことながら、夏帯は透けます。
ですので通常の夏帯は、ぬき糸(横糸)の渡りも見えてしまいます。
それが手機の帯でしたら、ぬき糸の渡りがございませんので、
お仕立て上がりが大変美しく完成されます。
夏の訪問着、付下げ、色無地、小紋、織のお着物などに幅広く、
手織りならではの心こもった織りあじをお楽しみください。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.8 泰生織物謹製
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:夏綿芯
帯の柄付け:太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋、紬など
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