商品番号:1521773
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
類まれなるセンス。
しなやかで吸い付くような極上の織りくち。
その昔、あのダイアナ妃来日の折、
帯を献上されたこともある名門織屋、おび弘による一条を仕入れて参りました。
新品では決してこのような価格でのご紹介は出来ません。
この価格でこの織りくちは本当に魅力的。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
その織り口からしてもう、ただならぬムードを漂わせております。
繊細にあらわされた織りくち、
手にされれば驚くほど軽やかにふっくらと、織りの強弱の自然な風合いを感じて頂けます。
しっとりとしなやかに、絹独特のなめらかな艶めきをまとった帯地。
すうっとお体に馴染むような、極上の締め心地をご実感いただけることでしょう。
淡い薄卵色の地には幾何学的な菱に楕円を織り暈して。
瑞々しさが感じられるトーンで、抜けるような透明感もあり、
趣味高くも、しっかりと上品さが感じられる点はさすがの仕上がりです
洗練されたセンスによる図案の妙技をお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 おび弘について 】
上質な素材と丹念な手仕事による
個性豊かな帯づくりで定評ある西陣の名門機屋。
日本人古来の素朴さと根気のある地元の職人が、
複雑な袋帯数種、名古屋帯、大相撲の締め込み等、
多動の織物を手掛ている。
琵琶湖の西北、織物に最も適した湿度を保つ
山門湿原の森に1965年に工場を建設。
15機の手機と締め込み用の手機1機を有する。
伝統技術の後継にも積極的に取り組んでおり、
有名なエピソードとしてはダイアナ妃来日の折、
帯を献上したこともある名門。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、レセプション、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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