商品番号:1519071
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
9マルキカタス式の総絣にて味わい深いお柄が
織り出された特選本場大島紬のご紹介です。
オーソドックスな泥染め地に、統一された
彩りで古典柄を織り上げたお品。
流行り廃りなく、ご年齢を問わずカジュアルシーンに
重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
薄手で絹鳴りする、大島ならではの泥染めの
黒褐色地に、経緯絣にて小花を込めた露芝のお柄が
一面に織り描き出されております。
【 商品の状態 】
ご着用には大きく差し障りはございませんが
若干衿裏黄変(絹本来の生成りに近いお色に戻る)が
見受けられます。
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。
【 総絣について 】
絣柄の名称で、経糸または緯糸、あるいは経緯糸に
地糸を用いないで絣染めした糸のみを使った
絣模様の事。
大島紬においての総絣は緯に地糸がなく、
絣糸のみを織り込んだ箇所がある大島紬を指す。
【 マルキについて 】
マルキとは大島紬に於いて、
経糸1240本に対しての絣糸の本数の単位。
(※1マルキは絣糸80本)
5マルキ…経糸の絣糸 464本
7マルキ…経糸の絣糸 576本
9マルキ…経糸の絣糸 768本
単純にマルキ数が多いほど、経糸の中の絣糸の本数が
多くなる=柄が細かくなる。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:山吹色・無地
※衿ホックなし(引き紐タイプ)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 150cm (適応身長155cm~145cm) (3尺9寸6分) |
---|---|
裄丈 | 64.5cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28.2cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67cm (1尺 7寸 7分) 袖巾34cm (9寸 0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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