商品番号:1512525
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
博多織の織元【 黒木織物 】より、
献上柄をアレンジしたお柄の本場筑前博多織の
洒落袋帯ののご紹介です。
献上をベースにしながら、装飾紋を加えた
スマートなお柄付のお品で、袷の時期はもちろん、
博多織独特のハリ感のある地風で単衣の時期の
洒落訪問着や付下、色無地、小紋、御召などにあわせて
重宝していただける事でしょう。
【 お色柄 】
程よくコシのある、やや黄色みの強い樺茶色の帯地に、
くすんだ煤竹、御召茶、納戸色(なんどいろ:やや緑色を
帯びた深い青系のお色)、金茶の縞にヤシラミ、金糸をおりまぜた
春秋を表す菊花と桜を込めた間道が献上の構図で織りだされております。
また、裏面は表と同配色のヤシラミと間道を
重ねたデザインとなっており、こちらの面も
あわせていただけます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.35m(お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
【 付属証紙 】
通産大臣指定伝統的工芸品(現:経済大臣指定伝統的工芸品)
博多織工業組合の証紙
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ホテルランチ など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地、小紋、御召 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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