商品番号:1507549
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【仕入れ担当 吉岡より】
キュッとしなやかな紹巴織の風合いと、
モダンで洒落たデザインに惹かれて、
仕入れて参りました!
穏やかな彩りを込めて全通柄でお柄が織り成されており、
カジュアル訪問着や付下げ、色無地、小紋や織のお着物などとあわせて
博多織ならではの締め心地よき、キュッときめ細やかな織り味を
お楽しみ頂けることでしょう。
【色・柄】
紹巴織による糸の密度の高い帯地には
淡い黄色と亜麻色による細やかな鱗模様を
一面に込めて。
意匠には、縦の構図の中に、博多織伝統の献上柄を
横段の向きで加えた創作柄を織り成しました。
もう一方の面には淡い黄色地に亜麻色を加えて
シンプルな五献上柄が込められております。
全通のお柄付の帯は、お太鼓のお柄合わせの必要がございません。
お太鼓のお柄の位置に悩まず着装可能ですので、
お着物初心者の方にもおすすめでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【紹巴織について】
経糸(たていと)を緯糸(横糸:よこいと)で覆い隠すように、
緻密に筬打ちをして製織される織物。
高級品として代表的な「つづれ織」に似た織技法で、
染描いたかのような絵画的な織表現が可能。
他の織物の帯と比較すると、緯糸同士の摩擦が大きく、
「絹鳴り」のする地風となり、ゆるみにくく締めやすいのが特徴。
名物裂の一つで、千利休の弟子、
里村紹把(さとむらしょうは)が所持していたところから、
この名がついたとされる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100% 長さ約4.35m
柄付け:全通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌5月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、和のお稽古、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、江戸小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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