商品番号:1505493
(税込)
味わいと気品…
それらを贅沢に極めた前田仁仙氏の染めを施した特選袋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
一目で圧倒されるその個性的な意匠に魅了され、仕入れて参りました!
西陣織による織柄が浮かぶ帯地に、
前田仁仙氏の染めを加えた大変贅沢な一条です!
おしゃれ訪問着、付下げ、色無地、小紋、紬にと、
意外なほど様々にコーディネートしていただけるお品です。
特に無地感のお着物には抜群に合うことでしょう。
一生お締めいただけるカジュアル袋帯でございます。
どうぞ末永くご愛用下さいませ。
【色・柄】
染地には、横段の構図に合わせて
有栖川文様や、銀の引箔による鱗模様を浮かべた
西陣織の帯地を用いました。
地色は墨色を基調として、
帯地の織り柄も活かしつつ、全通に渡って表現された
「裂取更紗」の模様。
迫力のある構図で、帯地の銀糸や有栖川文様がくっきりと浮かび上がり、
「仁仙」氏独特の色使いの意匠と合わさって
個性的な表情に仕上がっております。
モダンさの中に醸し出される確かな気品と洒落味。
他では見ない色使いによる、表情豊かに飽きのこない帯姿を演出します。
また、全通のお品ですのでお太鼓も出しやすく重宝していただけます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ4.4m(お仕立て上がり)
◇全通柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、観劇、コンサートなど
◆あわせる着物 洒落者の訪問着、紬の訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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