商品番号:1525435
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【 仕入れ担当 戸高より 】
おそらくは多くのファンの方が
望んでおられたのではないでしょうか?
京都に居を構え、展示会などへは直接出向き、
その場所、その時代の人たちからインスパイアを受け取り、
お着物を現代ファッションの域にまで引き上げる…。
摺り友禅の名門【 前田仁仙 】でございます。
その美匠は日本というより外国から仕入れてきた審美眼により、
これまでになかった数々の名作を生み出してまいりました。
弊社でも多くご紹介できるわけではございませんので
今回ご紹介致しますのは確かなセンスに裏打ちされたこの2本だけ。
いつもとは違う装いにチャレンジしたい方にも更紗ファンにも。
普段着としてお持ちになって頂きたい周りと差をつける
ワンランク上の最強アイテムです。
【 お色柄 】
シボの高い丹後ちりめんの地を用いました。
灰青色を基調に染め成されてシックな面持ち。
色彩に濃淡を込めて
ガラスが張ったような色合いを魅せるその地に、
墨色の様々な正倉院紋様が描き上げられました。
橙と緑の脈が流れて色彩にアクセントを与える。
立体感と他のお着物では体感することのできない
不思議な風合いでございます。
ファンのに方だけでなく、皆々様にご覧いただきたいひと品。
市場にはなかなか出てまいりません。
独特のハイセンスな世界観が感じられる洒落た仕上がりで、
今まで感じたことのない世界に
新たな自分を発見できるかもしれません。
【 前田仁仙について 】
京友禅作家
インド・ジャワの文化、ヨーロッパ諸国の文化等の
影響を受け、独特の色彩感覚で洋服に負けない
オシャレを楽しめる着物をコンセプトに
ドイツから直輸入した含金染料に型紙と
丸刷毛を駆使、透明感のある仁仙独特の
色表現の着物、帯を創作している。
摺り友禅の1箇所染める際の型紙は20枚〜50枚、
反物1反を染める摺り染めの回数は1000回以上を
数えるものもある。
現在は二代・前田仁仙(俊和)が主宰
【 略歴 】
1961年 友禅師・前田仁仙の長男として京都に生まれる
1985年 京都外国語大学卒業後、株式会社小松屋入社
考案室においてデザイン、配色を学ぶ
1990年 株式会社前仁に入社
父に師事する傍ら、友禅のあらゆる染色技法を習得
2001年 株式会社前仁専務取締役に就任
役員として仁仙ブランドの構築に努める
2003年 京都誂友禅工業組合理事に就任
2004年 一級技能検定合格
一級染色技能士を称する古都を認められる
2005年 第52回全国小紋友禅染色競技大会・日本図案家協会賞
2006年 第53回全国小紋友禅染色競技大会・京都織物商業組合賞
京都誂友禅染協議会・近畿経済産業局長賞
2010年 京都誂友禅工業協同組合副理事就任
2012年 全国染色協同組合連合会理事就任
2013年 京都市伝統産業「未来の名匠」認定
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ13m 内巾36.5cm(最大裄丈71cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 9月上旬~翌6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、ご旅行、趣味のお集まり、お稽古など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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