商品番号:1505410
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
本格京友禅を施した、大変素晴しい一品。
帯姿に込められた素敵な創作性をたっぷりとご覧頂きたく思います。
制作されましたのは、<人間国宝 故:羽田登喜男>氏の元で、修行を積み、
羽田氏のご子息、登氏とともに京友禅を学んだ【濱本信博】氏。
蒔糊友禅の技法が特徴的な作風も羽田氏から受け継ぎ、
京友禅らしい鮮やかさも併せ持ったハイクラスのお品です。
決して数あるお品ではございませんが、今回京の染め問屋さんより、
在庫見切りの特価にて入荷いたしました!
お値打ちにご紹介いたしますので、どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
地に用いた塩瀬の絹布はシックな紫鳶色を基調にして。
地色に映える染め色を込めた、「枝桜」 の花模様を表しました。
キリリと濃地に冴える彩りと
一つ一つを繊細に染め分けて、ボカシ染めも加えた
丁寧な仕事ぶりが印象的な面持ち…
帯姿に上品な存在感を魅せてくれる、秀逸美匠のお品です。
これこそ京友禅の技術、その美しさの詰まった最高クラスの染め帯でございます。
色無地、江戸小紋、紬、御召などと合わせて、カジュアルな装いの中にも
一際存在感ある一品として。
自信を持って申し上げます。
これが、今日に至るまでの「京友禅」を支えた職人さんのものづくりです。
ぜひお手にとって、実際にお確かめいただきたく存じます。
一つ一つを大切に染め描かれた作品です。
どうぞこの機会に、「京友禅」の本流の仕事ぶりをご堪能下さいませ。
【濱本信博氏 プロフィール】
昭和23年 2月14日 石川県に生まれる
昭和41年 京都市伏見工業高校工業デザイン科卒業
濱本泰弘塾にて染色図案を学ぶ
昭和51年 第4回京都府伝統工芸技術コンクールに出品
訪問着「清風」優賞を受賞
昭和52年 第2回新人染織展覧会に出品 訪問着「光律」入選
第5回京都府伝統工芸技術コンクールに出品
訪問着「秋の朝」佳賞を受賞
昭和54年 第6回京都府伝統工芸技術コンクールに出品
訪問着「清秋」優賞を受賞
昭和55年 第5回新人染織展覧会に出品 訪問着「爛漫」佳賞を受賞
昭和56年 第6回新人染織展覧会に出品 振袖「かた栗」入選
昭和57年 独立
昭和58年より 染技連所属
昭和63年 「花と鳥」染額個展
平成元年 「京野菜」染額個展
平成5年 パリにてグループ展
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
※おすすめ帯芯:突起毛綿芯
◆最適な着用時期 1月~4月(袷:春)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、御召、紬、小紋
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
この商品を見た人はこんな商品も見ています