【29万均一】“セットでお得！” 老舗【白根澤】 特選米沢紬もじり織着尺 ～涼風～ 【紅型　流華布】 本場琉球紅型九寸名古屋帯 ＜紋織丹後ちりめん地＞

【仕入れ担当　吉岡より】
知る人ぞ知る、米沢最古参の老舗【白根澤】によるもじり織のお着物に
【紅型　流華布（るかふ）】製作の美しい紅型による九寸名古屋帯を合わせて。

単衣の季節にもお召し頂ける、紅型の帯のデザインを活かした
カジュアルコーディネートのご提案です！

カジュアルの装いに個性を演出するセットを
お値打ちにお届け致します！
どうぞお見逃し無く！


【色・柄】
（着物）
絹地には清雅な白を基調として、黒い縞模様を浮かべた中に
織元独自の“もじり織”の技法によって、
一部に透け感を加えて織り成された一枚。

そっと伸びやかな唐草の模様を込めて織り上げました。

見る角度によって透け感の変化が感じられ、
シンプルながらも洒落た表情のおきものでございます。

透け感もさり気なく、単衣の季節にお薦めの風合いです。

織物の一大産地、米沢からのこだわりお洒落紬…
どうぞ、この機会にお誂え下さいませ。


（帯）
【紅型　流華布（るかふ）】は琉球紅型の職人が集まった工房です。
現代のライフスタイルに合った美しい紅型九寸名古屋帯を制作されています。

今回染め上げられた素材は、細かにワインボトルの模様が浮かぶ
洒落た紋意匠丹後ちりめん地。
この絹地を淡い灰青色を基調に染めて。

お柄には、六通に渡って丁寧に色挿しされた
「アオイとサクララン」の文様。
青の濃淡を基調とした手作業で生み出す紅型の彩りを
存分にお愉しみいただけるお品です。

紅型特有の型染の味わいに、落ち着きありつつも洗練された鮮やかな藍の彩り。
淡い地色に浮かぶ意匠は、どこか懐かしい風情に…
琉球独特の情緒を醸し出しております。


【白根澤について】
15代伊達晴宗が米沢城を築き、その城で伊達政宗が生まれたという歴史のある米沢。
山形の山奥にある米沢は、江戸時代から続く産業として繊維産業が盛んで、
その織物は米沢織（米織）とよばれております。

その中でも老舗機屋として問屋間でも一目おかれている【白根澤】。

白根澤家はその昔、江戸時代中期の大名、上杉鷹山の家臣でした。
しかし当時、米沢藩は財政逼迫の危機に陥っており、
上杉家を何とかしようと立ち上がった上杉鷹山公が織物の産地にしようと考えました。

白根澤家は直々に鷹山公より織物商になることを指示され、以来十一代およそ240年余り、
その伝統織物を守り続けている機屋さんでございます。


【琉球紅型について】
鮮やかな色彩使いが印象的な琉球紅型。
もともとは、身分の高い者だけに着用を許され、一般的には禁断でした。

廃藩置県によって王朝の庇護はなくなり、
戦争によって多くの型紙や道具が失われましたが、
そのような辛苦を乗り越えて創作を続けた職人の情熱は失われません。

豆腐を干した「るくじゅう」の上で、鋭利な小刀を自在に操って、
突き彫りされる美しい型。そして、精神を極限迄集中させて糊を置いていく匠の技。

紅型は顔料が用いられております。
顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、墨などで、
無機顔料や有機顔料が用いられていました。
顔料は、沖縄に産するもではなく、王朝時代の海外交易によって入手していたものです。