商品番号:1496218
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
本草木染めによる、唯一無二の帯姿。
草木染めの大家 野乃花染工房・諏訪好風氏作の、
御仕立て上がりの袋帯のご紹介でございます。
きもの市場でも滅多とご紹介のないレアなひと品でございます。
通の方はどうぞお見逃しなさいませんようお願い致します!
【色・柄】
キュッときめ細やかな印象で織り上げられた帯地。
天然染料からなる、深い彩り…
帯地にはごく淡いアイボリーと深みのある藍色による
ぼかし風の横段を浮かべ
お柄には全通に渡って「笹蔓」の模様が織り出されました。
古典の中に工藝味溢れる印象で仕上げられております。
きっとこの風合いは通の方にもご納得頂ける事と存じます。
おしゃれ訪問着や色無地、江戸小紋、小紋、織りの着物に合わせて、
素敵なコーディネートを存分にお楽しみくださいませ!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 諏訪好風について 】
諏訪氏の創作活動の拠点は紬の産地として名高い米沢。
豊かな自然に囲まれ、あますところなくその恩寵を受ける…
天然草木染にこだわって着物や帯を創作されております。
その旺盛なる探究心で…
帝王の色である『貝紫』の復元、サフランで染めた明るい黄色や、
紫根の強くもやさしい紫色、「藍(あい)」、「栗(くり)」、
「茜(あかね)」、「楊梅(やまもも)」等々、約30種類もの
天然の草木や花の染料を自在に使いこなし、米沢の土地に根付く
物づくりの姿勢を貫いておられます。
<プロフィール>
1947年 山形県米沢市に生まれる
1973年 みちのく紫根染同人会結成
1981年 東京で初のサフラン染展を行う。
1982年 第9回伝統工芸武蔵野展入選
1983年 第10回伝統工芸武蔵野展入選
伝統工芸新作展入選
1989年 第29回伝統工芸新作展入選
1994年 第13回染織作品展入選
1996年 第33回日本工芸染織展入選
1997年 第34回日本工芸染織展入選
第44回日本伝統工芸展入選
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約4.4m
全通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、街着、ランチ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 カジュアル訪問着・付下げ、色無地、小紋、紬 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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