【絲藝苑　故・上島洋山】 特選すくい織能州紬両面袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 海を染め　風を織る… 故・洋山氏の想い。

【　仕入れ担当　岡田より　】

限られたお色使いで織りなした味わい深い表情…

織物好きにコアなファンの多い『能州紬(のうしゅうつむぎ)』…
上島洋山率いる【奥能登門前町・絲藝苑】謹製の本能州の袋帯、
それも両面織りの特選品のご紹介です！

今後のご紹介はまずお約束はできません。
正真正銘、すべて「織り」で表現された意匠美を是非ともご堪能くださいませ。


【　お色柄　】
能州紬ならではの、すくいの技法を用いたしゃれた表情。
さらりとハリのある紬地はナチュラルなベージュを基調に、
氏ならではの創作意匠を織りなしました。
もう一面にはシンプルな横段の意匠になっております。

経緯糸の紬糸が絶妙に掛け合わせられた織りの妙技。
冴えざえとしたムードが研ぎ澄まされたしゃれ感を演出いたし、
天然染料の風合いでより一層豊かに感じさせてくれるひと品に仕上がっております。


【　商品の状態　】

着用済のお品として仕入れてまいりましたので着用皺や畳み皺がございます。
結んだ際に気になるような汚れはございませんので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ！

【能州紬について】
海を染め、風を織る能州紬。
曹洞宗大本山、総持寺の門前町として栄えた事からその名がある、能登・門前町。
この町の松林と海岸を見渡せる絶好の場所に「絲藝苑」はあります。
　
季節毎に、時間毎に変わる自然のあまりの素晴らしさに惹かれて、
京都西陣織の若き織元、上島洋山氏が工房を開いたことから
能州紬がはじまりました。

節糸の素朴な表情がどこかモダンな意匠に際立ち、
古き良き町並みにも、現代的な空間にも素敵にマッチする、
独特の世界観を演出いたします。