商品番号:1486487
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
大島の名門【 藤絹織物 都喜ヱ門 】より、
かなり珍しい本さつまのご紹介です。
現在『本さつま』といえば国内唯一の織元である
東郷織物が有名ではございますが、都喜ヱ門も
過去少ないながら製織されていたとのこと。
東郷に比べますと、綿糸の番手が太い感覚ですが
経緯絣に藍の彩りが味わい深く、帯合わせで
印象が変わりますので、こだわりの綿着物を
お探しの方、織のお着物ファン、コレクターの方に
おすすめしたいお品でございます。
【 お色柄 】
綿ならではのぬくもりと、薄手ながら絶妙な
コシのある黒紺地に、濃縹色のみの配色の経緯絣で
蚊絣と竹縞のお柄が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
ご着用には差し障りございませんが、
胴裏僅かに黄変(絹本来の生成りに近いお色に戻る)が
見受けられます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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藤絹織物について
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1929年藤都喜ヱ門により創業
(1952年に設立)
家内工業であった大島紬を産業化へと
進めてきたパイオニア。
「紬一つをわが命とぞする」を人生哲学として、
七十有余年を大島紬と共に歩んだ都喜ヱ門が開発した、
本場大島紬の伝統技法をベースとした新しい図柄、
絣や染色技法を用い、都喜ヱ門亡き後も時代を
先取りする作品を創り続けている。
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都喜ヱ門ブランドについて
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戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
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薩摩絣について
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宮崎県都城市で生産されている木綿絣。
綿薩摩、薩摩木綿とも呼ばれ、大島紬と同じ
「締機」技法を用い、ほぼ同じ工程で製織される。
1609年に薩摩藩が琉球王国に租税として
納めさせることになった琉球絣を「薩摩絣」
として全国に販売したことが名の由来。
元文年間(1736年~1740年)頃には、
薩摩藩でも薩摩絣が織られるようになった。
当時より人気が高く、盛んに生産されていたが、
大正初期に一度姿を消し、第二次世界大戦後に
都城市で大島紬の技法を用いた新しい薩摩絣
(現在の薩摩絣)が誕生。
現在は宮崎県都城市の東郷織物が国内唯一の織元である。
表:綿100% 裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:濃杜若色・無地
※衿ホックなし(引き紐タイプ)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm (1尺 8寸 1分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き、普段着 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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