商品番号:1484928
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
人間国宝・羽田登喜男氏と孫である登喜氏のブランド
【TOKIO et TOKI】より、特選訪問着をご紹介致します。
誰もが認める師弟が創作した伝統の友禅の匠技と、
妥協なく染め上げる職人の作品への情熱で成し遂げられた、
すばらしい感性の結晶と言える作品です。
中でもたっぷりとお柄が染め描かれた重口の逸品を仕入れてまいりました。
お目に留まりましたら是非ともこの機会にご検討くださいませ。
【 お色柄 】
さらりと肌に滑らか、それでいてしっとりとした上質なちりめん地。
着姿を美しく魅せる、穏やかな木蘭色に染め上げました。
その地一面には…特徴的なたたき染めが
施された上に芝草模様をあらわし、
そして羽田氏の象徴的な意匠、鴛鴦。
仲睦まじさのしるしでもある縁起良いお柄を、つがいで優しく、表現いたしました。
そっと寄り添い、互いを気遣うような、その風情…
周囲には咲き誇る花々もたっぷりと描いて。
格調高い意匠を、鮮やかな独特の色彩を用いつつ、
高潔な面持ちで染め入れました色彩が絹布に冴えを見せながら、奥行き深く。
豪華な金彩にきらめく鴛鴦の姿は、特に目を惹き付けます。
時間も空間も超越した美の世界が、そこにはございます。
その意匠の美しさは、見るものを惹きつける仕上がり。
お召しになる方にだけでなく、お集まりのお席、
その周囲にまで華を添える和姿。
自信をもっておすすめできる名匠の一品を、
是非じっくりとお手元でご覧いただきたく思います。
末永くお手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
【 状態について 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 羽田登喜について 】
祖父は人間国宝の羽田登喜男。
羽田登の次女として羽田家に生まれ、登喜男や
登がそうであったように、幼い頃から絵を描くことを好み、
工房を遊び場に育った。
祖父と父の2人の仕事を間近で見ながら学び、
確かなものづくりに加え、女性であることを活かした、
愛らしく、斬新なデザインが特色の作品を発表している。
プロフィール
1968年 羽田登の次女として京都市に生まれる
1987年 京都市立銅駝美術工芸高校日本画科卒業
1988年 京都市立芸術大学美術学部工芸科入学
1992年 同大学卒業、同学大学院美術研究科工芸専攻染織入学、
羽田工房で手描き友禅の修業を本格的に始める
1993年 染色屏風「満月の夜」’94京都工芸ビエンナーレ入選
1994年 大学院修了
1996年 リヨン染織美術館にて羽田家三代による「羽田家のキモノ」展
2002年 ファッションカンタータfromKyotoに出品(以降8回)
2004年 グループまゆひと展開催出品(2005年、2007年も)
2005年 京都工芸美術作家協会会員
2007年 第36回日本伝統工芸近畿展 友禅訪問着「韻律」初出品初入選
2013年 きものサローネin日本橋にてランウェイショー開催(2014年も)
2014年 京都工芸美術作家協会展 奨励賞受賞
2015年 「京に生きる琳派の美」展に出品(京都文化博物館、日本橋高島屋)
2018年 工人企画展「喫茶去~まずはお茶を一服~」出品
(ポルタギャラリー華)
2019年 京都工芸美術作家協会展 奨励賞受賞
2019年 上海芸術品博物館 国際伝統芸術招待展 出品
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※パールトーン加工済
身丈(背より) | 164cm (適応身長169cm~159cm) (4尺3寸3分) |
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裄丈 | 69.5cm(1尺8寸3分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、ご挨拶、お付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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