商品番号:1466527
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
琉球の上流階級の者のみが身にまとった美しく高級な裂(きれ)…
沖縄県工芸士 上間ゆかり氏の手による、
希少な首里花織九寸名古屋帯をご紹介致します。
手間の掛けられた美しい一条を仕入れて参りました。
心よりおすすめ致します。
幾代先に受け継がれても決して廃ることのない品格ある逸品。
どうぞ存分にお楽しみください。
【 色・柄 】
しなやかなシャリ感ある地風。
現在では大変希少となりました、純国産絹を100%使用した絹糸で織り上げ
肌触りから繊細な風合いが特徴のハイクラス工芸品です。
白と黒、そこに淡い黄色や桜色などの色彩で縞模様を織りなし、
お太鼓部分には横段を表現しました。
お柄にはロートン織と花織が入ったハイクラス品。
淡い色彩を巧みに組み合わせて表現しております。
【 首里花織について 】
「首里の着倒れ」といわれた首里人気質。
15世紀ごろから琉球の首都して栄えた首里では、
身分の高い人々の衣装として、美麗な織物が数多く織られていました。
昭和49年には、
「首里花織(ハナウイ)、道屯織(ロートンおり)、花倉織(はなくらおり)、
ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、煮綛(ニーガシ)芭蕉・花織手巾(ティサジ)」
の7つの技法で、故大城志津子氏と宮平初子氏に、
沖縄県指定無形文化財保持者の認定がされました。
次いで平成10年には、宮平初子氏が、
国指定重要無形文化財「首里の織物」保持者(人間国宝)に認定されております。
現在はこれら7つの技法を総称して「首里織」と呼んでおりますが、
その技法の種類は豊富で、デザインも実に多彩なものでございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
純国産絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上り時)
織り手:上間ゆかり
おすすめ帯芯:綿芯
◇六通柄
染料:福木・相思樹・イタジイ・桜
◆最適な着用時期 袷・単衣<9月~翌6月(真冬除く)>>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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