【仕入担当 竹中より】
染めと織の先駆的クリエイター【じゅらく】より…
モダンな意匠を織り出した、
創作性あふれるお一つをご紹介いたします。
【お色柄】
飛鳥から室町、日本の染織史上最も進歩発展した時代に生まれ、
豊かな色彩と製織技術の素晴らしさを今に伝える上代裂。
この上代裂にちなんで良質の絹糸を使い、
より精緻な技術を駆使して織り上げられたのがこの上代紬です。
さりげなくも、主役としていただけるような一本は、
他に差の付く帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
ざっくりと織り上げられ、ところどころに豊かなフシの風合いをみせる帯地。
ローズレッドを基調にして、お柄にはお太鼓取にて
横段に鱗 そして無地場を活かしながら勾玉のような装飾具を
リズミカルに織り出しました
シンプルなお色使いの中に、表現方法を光らせることで、
大変に味わい深く、思わずハッとするような力強さを漂わせます。
ここまでの通好みな仕上がり。
お洒落なお着物仲間が集う場など、他と差を付けたいシーンに…
趣味性あふれる後ろ姿をご堪能いただけることでしょう。
どうぞお見逃しございませんようお願いいたします。
絹100% 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
◆お太鼓柄
西陣織工業組合証紙No.329 じゅらく
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、女子会、街着、ご趣味の集まりなど
◆あわせる着物 御召、小紋、紬