【 仕入れ担当 中村より 】
涼の羽衣…。明石縮。
夏の着物に上質もの、
こだわりの一枚はいかがでしょうか。
年々希少になりつつある夏の織物。
お値段もどんどん上がってきておりますので、
御仕立て上がりでお値打ちなこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
さり気ない透け感。
白緑色と灰青色を基調として
経絣による間道模様を配したひと品。
現代の街並みにも調和する、ハイセンスな夏姿をお楽しみいただけます。
流行りすたりに左右されることなく、
帯合わせ次第で様々な表情をお楽しみいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 明石ちぢみについて 】
特有の清涼感を持ち、美しく優雅で繊細な明石ちぢみは、
大正から昭和初期にかけて、一世を風靡したお着物です。
この明石ちぢみの技法の特徴は、緯糸に強い撚りを加え、
湯もみをして出す独特のシボと涼やかな薄地風にあります。
その薄く透けてシャリ感のある軽い地風から、
当時「蝉の翅(せみのはね)」と呼ばれ、
多くの女性達の旺盛なおしゃれ心を満たし、夏ものといえば明石と言われる程、
盛夏の一般的な外出着として定着していました。
現在は、新潟県十日町で織られ、
その素敵な生地風は、民謡にも語り継がれています。
「玉の汗にも縮まぬ 明石着れば透きます雪の肌 本場越後の十日町」
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
※居敷当あり・背伏せなし
身丈(背より) | 162cm (適応身長167cm~157cm) (4尺2寸8分) |
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裄丈 | 67.5cm(1尺7寸8分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、観劇、芸術鑑賞、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。