商品番号 1451156

【上質ユーズド着物大売出し!】 【本場結城紬】 製織:井上商事 100山亀甲絣 地機・手織り ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 吸い込まれような無地場に魅了… 身丈155.5 裄69

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
まずはじっくり、御覧ください…

おきものファンの憧れ…本当に贅沢な…紬の王様・本結城。
中でもその繊細な絣技術がトレードマーク。
井上商事謹製のお品を仕入れて参りました。

吸い込まれるような無地場に、繊細な絣の美匠が光ります。
証紙もついているお品でございます。
お目に留まりましたどうぞご覧くださいませ。


【お色柄】
ほっこり、ふわり、優しい風合いの地風。
その地を深い、深い鉄色に織り上げて。
意匠には100山亀甲絣にて、黄色で花を藍白色で草を表現しました。

流行に左右されない、確かな織物という美術工芸品。
他にはないお洒落紬をお探しの方にとっては最適の御品かと思います。
是非お手元にてご堪能くださいませ。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈155.5cm(適応身長150.5cm~160.5cm)(4尺 1寸 0分)
裄丈69cm(1尺 8寸 2分) 袖巾34.5cm(9寸 1分)
袖丈48cm (1尺 2寸 9分)
前巾25cm(6寸 6分) 後巾30.5cm(8寸 0分)
◆八掛の色:老竹色

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺 8寸 4分) 袖巾34.5cm(9寸 1分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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