商品番号 1447277

“掲載本日最終!” 【中古問屋大処分市】 【本場結城紬】 特選手紡ぎ手織り真綿紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「杢無地」 掠れたような濃淡の味わい… 希少な杢無地! 身丈157 裄65.5

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 田渕より 】
いわずと知れた本結城の無地。

中でもその濃淡の色彩の変化が美しい
希少な杢無地のお着物をご紹介をいたします。
証紙等はございませんが、何度も扱ったこの風合いは間違いございません。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。


【 お色柄 】
杢の魅力は2色の色糸が演出する深みある混色のいろどり。
色の異なる2本の糸を絡めた緯糸を用いることで、不規則に
現れる緯糸の色彩の変化が、単色の糸では表現できない深みのある表情となります。

濃すぎず薄すぎず…
お色は落ち着きある絹鼠色をベースに、
ほのかに覗く焦茶色のかすれた表情。
浮き上がる節の味わいが色調の変化にさらに陰影による濃淡を演出して…

画面上でなかなかお伝えしにくいお色ではございますが、
この深みの彩りと真綿の風合いを、この上なくご満喫いただけることでしょう。

無地の紬は、織り段が出やすいのでその織り手の力量が一番試されると言われます。
絣柄のものは、経緯の糸を丁寧にあわせていかなければなりませんが、
無地にはその苦労とはまた違う意味の匠の技が必要とされます。

流行に左右されない、確かな織物という美術工芸品。
無地紬をお探しの方にとっては最高級品と思います。
洗い張り、仕立て直しを繰り返して、母から娘へと世代を超えて、
末長くご愛顧いただきたい逸品でございます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【本場結城紬について】
日本三大紬に数えられる茨城県の伝統織物です。

糸づくりでは、蚕の繭からつくられた袋真綿を「つくし」と呼ばれる台にからませ、
この一端より職人が指先の魔術で糸を引き出します。
右手の指で内側へ糸を捻り、さらに左手で捻り戻しをいたしますので、
糸自体は平糸になって撚りがかかっておりません。
これが着れば着るほど風合いの良くなる結城紬の秘密です。

また、絣括りは経糸・緯糸を別々に目印の墨付けをして、木綿の糸でしっかりと絹糸を括ります。
括りが弱いと染料が括りの中に入り、綺麗な絣糸にはなりません。

地機の織り技法では、経糸の片側を機にとめ、
もう片側の手前の部分を枠に、きちんと糸を整列させた紐状のものを織り手さんの腰に巻きます。
経緯ともにピンと糸が張った状態で織り上げられるのではなく、
織り手さんが全身を使って経緯(タテヨコ)を調節して織り上げるので驚くほどしなやかに仕上がります。

平成17年6月3日、本場結城紬のラベルが新ラベルに生まれ変わりました。
現在「本場結城紬」に指定されるものは、以下の4つでございます。
(1)本場結城紬・平織り「地機」
(2)本場結城紬・縮織り「地機」
(3)本場結城紬・平織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)
(4)本場結城紬・縮織り「高機」(絣もの以外の無地と縞、格子のみ)

なかでも、
<手紡ぎの無撚糸の使用、手括りの絣糸の使用、居座機で織り上げる事>
この三つの要件を満たしたものが
「重要無形文化財」の本場結城紬でございます。

本場結城紬検査協同組合では、絣もの以外の無地と縞、
格子のみに高機での製織を許可し、厳重な検査で品質を証明しています。

商品詳細

- 素材

表裏:絹100% (縫製:手縫い)
背より身丈157cm(適応身長152cm~162cm) (4尺 1寸 4分)
裄丈65.5cm (1尺 7寸 2分) 袖巾33.5cm (8寸 8分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 4分) 後巾28.5cm (7寸 5分)
◆八掛の色:鳩羽色

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm (1尺 9寸 0分) 袖巾36.5cm (9寸 6分)
※ご寸法によっては胴裏交換が必要な場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- サイズ

身丈(背より)157cm (適応身長162cm~152cm)
(4尺1寸4分)
裄丈65.5cm(1尺7寸3分)
袖巾33.5cm(0尺8寸8分)
袖丈49cm(1尺2寸9分)
前巾24.5cm(6寸5分)
後巾28.5cm(7寸5分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈72cm (1尺 9寸 0分) 袖巾36.5cm (9寸 6分)
※ご寸法によっては胴裏交換が必要な場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、街歩き、気軽なお食事、行楽など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る