商品番号 1439019

“掲載本日最終!卯月の大売り出し!” 【藤絹織物 都喜ヱ門】 特選本場大島紬 緯双絣・藤白泥 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「辻ヶ花紀行」 細密な手仕事の妙。 良柄入荷! 身丈160 裄65

売切れ、または販売期間が終了しました。

【 仕入れ担当 中村より 】
思わず見惚れる繊細な絣の表情。
すっきりとしたまろやかなお色味。

古典美術の本場大島紬としては、最高峰のブランド、
都喜エ門の本場白大島紬をご紹介致します。
今回ご紹介のお品は、緯双絣のお品となっております。
緯双とは、経糸に細かな縞を織り込み、緯糸に絣糸を用いて、
経緯(たてよこ)絣のような表情に織り上げられる技法。

いわゆるカタス式絣とは異なるものになりますが、
素人目には7マルキカタス式と全く見分けがつかないほど、
熟練の職人技によって織り上げられた細やかな絣に仕上がっております。
お目にとまりましたらまずはじっくりとご覧くださいませ。


【 色柄 】
上品な白色地に藤色の経糸を織り込み、
緯双絣にて、辻あゆみの意匠があらわされました。
繊細な絣の濃淡にて奥行きを醸し出して実に優美な面持ち。
是非お手元でじっくりとご堪能いただきたく存じます。

大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 都喜ヱ門について 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門。
藤さんは、本名都喜七と言います。
3年かけて大島紬の全工程をマスターし、18歳で大島紬工場主になりました。
戦時中に鹿児島に疎開し、戦後間もなく大島紬業を再開。藤絹織物を設立、大熊にも工場を開設しました。

色大島、白大島、さらに独特の美術大島を開発し「都喜ヱ門ブランド」を誕生させ、
その振興に生涯をささげた功績で、1997年に南日本文化賞受賞しております。
1999年1月には惜しまれながら、88歳の生涯を閉じられました。

今でもその心を受け継いだ職人たちによって、
都喜ヱ門ブランドは、大島づくりの名門として、紬ファン憧れのお品となっております。

商品詳細

- 素材・サイズ

表裏:絹100% 縫製:手縫い
背より身丈160cm(適応身長155cm~165cm) (4尺 2寸 2分)
裄丈65cm (1尺 7寸 2分) 袖巾33cm (8寸 7分)
袖丈49cm (1尺 3寸 0分)
前巾24.5cm (6寸 5分) 後巾27.5cm (7寸 5分)

【 付属証紙 】
藤絹織物都喜ヱ門オリジナル証紙

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。