商品番号 1431196

【大蔵ざらえ】 【知花花織】 正絹手織花織半巾帯 経浮花織 「海風吹けば」 糸の奏でる、美しいリズム 希少な『知花』の半巾帯!

売切れ、または販売期間が終了しました。



【 仕入れ担当 岡田より 】
戦争などで百有余年もの間途絶えていた技術を
復元した【 知花花織(ちばなはなおり) 】による
珍しい半巾帯のご紹介です。

琉球の織物らしい明るい彩りで知花花織ならではの
経浮花織によるシンプルなお柄がおりだされたお品。

肩をはらないカジュアルな小紋や織のお着物
にあわせて、ラフな帯姿をお楽しみいただけることでしょう。


【 お色柄 】
しっかりとした地風の淡水、萌黄、オフホワイトの
間道が織りだされた綿地に、白、鬱金、墨黒の配色で
浮文を込めたシンプルな間道がすっきりと織り
描き出されております。


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知花花織について
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経済大臣指定伝統的工芸品(2012年7月25日)

沖縄県沖縄市知花で作られている織物。
琉球染織に見られる花織の多くが横方向に
緯糸が浮いて柄をあらわすが知花花織は縦方向に
浮糸が浮いて模様を出す花織である。
模様が縦方向に連続して浮く経浮花織(たてうきはなおり)と、
刺繍のように糸が浮く縫取花織(ぬいとりはなおり)の
2種類の技術が用いられている。

・経浮花織(たてうきはなおり)
平織の地組織に紋糸が経方向に加わる。
・縫取花織(ぬいとりはなおり)
平織りの地組織にハナ糸を織り込む。

知花花織は王府の貢布の対象外であったため、
自由な意匠で作ることができたといわれ、
旧暦の8月14日の馬乗り競争(ンマハラシー:男性の祭り)や、
8月15日の臼太鼓(ウスデーク:五穀豊穣を願う女性の祭り)など
祭事や奉納舞踊の晴れ着として地域の人々に愛されてきた。

第一次、第二次世界大戦後、沖縄が壊滅的な被害を受け
その技術は完全に途絶えたが1989年(平成元年)に
100年ぶりに復元された。

琉球藍で染められた紺地に絣や格子柄の組合せに
紋様は紅白の浮模様という伝統的な木綿織が原型。
現在はその原型を保ちながらも天然染料で染色した絹糸や、
加工糸を使った色鮮やかな製品も製織されている。

染料は琉球藍、福木、ヤマモモ、グール、ゲッキツ、
シャリンバイ、想思樹、月桃、椎の木などで、
これらの染料となる植物は、今も地域に残る
「知花城址」周辺などの山林より採取される。

柄には緯糸を2段以上織り込んで浮かせ表した紋様である
飛びハナ、緯糸を1段おきに紋糸を浮かせて表した紋様である
点ハナ(テンハナ)がある。

商品詳細

- 素材・サイズ

綿:100%
長さ:約4.1m
幅:約15.5cm

【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・知花花織の証紙
知花花織事業協同組合・知花花織の証紙
沖縄県織物検査之証
沖縄県伝統工芸品之証
製織:平良愛
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 通年

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き、普段着 など

◆あわせるお着物 小紋、紬など織のおきもの

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