商品番号 1430284

【某工芸作家】 特選本場首里花織 花倉織九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古品≫ 「畦道」 目利きの方へ! 美しき花倉織の妙。

売切れ、または販売期間が終了しました。

【仕入れ担当 田渕より】
繊細な首里花倉織の九寸名古屋帯のご紹介です。
中々ご紹介のかなわない人気作家のお品かと存じます。
詳細につきましてはお気軽にお問い合わせくださいませ。

絽織の組織はそこまで入っておりませんので、
単衣の時期に特におすすめでございます。
目利きの方は必見でございます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。


【お色柄】
生絹のようにシャリ感ある地風、
シックな黄枯茶色の帯地には狐色の縞模様が浮かびます。
その上には花倉独特の絽織と花織が施されております。
統一感ある帯地に浮かび上がる花織の立体感。
透明感ある帯姿を演出する、実に美しき作品に仕上がりました。

一見、シンプルな帯のように見えます。
ですが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、その控えめな色彩の中に、
複雑な花綜絖と杼を通す難しさ、織り手の誠実さや根気強さを
すぐに感じ取っていただけることでしょう。

さらりとハイセンスに、洗練された帯姿を。
心より、おすすめいたします。


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りました。
裏地にあたりがございますがご着用には支障ないかと存じます。


【首里織について】
15世紀頃から琉球王府の首都として栄えた首里。
そこでは、高貴な人々の衣装として、美麗な織物が数々織られてまいりました。
現在はそれを総称して「首里織」と呼んでおりますが、その技法の種類は豊富で、
デザインも実に多彩なものでございます。

首里花倉織、首里花織、首里道屯織、首里絣、花織手巾、煮綛芭蕉布、ミンサー…
これだけ多くの種類が存在する、首里王朝の華麗なる織物の世界。
かつての王府下で発展した、美しい織物たち。
洗練された高い水準であることに間違いはございません。


【花倉織について】
首里織の一種。
沖縄の織物のうち最も格式の高い織物で、
王家の妃、王女が着た夏衣に用いられました。
花織と絽織、紗織を市松、菱形模様または前後左右交互に織っていきます。

生地の一部に絽目と呼ばれる隙間を開けた絽織と
目の詰まった平織、両面浮き花織を組み合わせた
織り方でもじられた部分が透かしになります。

商品詳細

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.75m
全通柄
開き仕立て(裏地あり)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬、真冬以外の袷にも)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お出かけ、お稽古、音楽鑑賞、観劇、お食事会など

◆あわせる着物 小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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