【 仕入れ担当 渡辺より 】
素朴でぬくもりを感じさせるその風合いが
愛されてやまない、本場琉球かすりの
八寸名古屋帯のご紹介です。
はやりすたりもありませんし、こういった
お色柄でしたらご年齢を問わず、幅広く
カジュアルスタイルにお使いいただけますので、
大変重宝していただけることでしょう。
【 お色柄 】
八寸ならではの程よい厚みのある濃い常磐色の
紬地をベースに、梔子、朽葉、媚茶、濃紺、オフホワイトの
彩りの縞とやシラミ、四つ玉、五つ玉を込めた間道紋が
バランス良く織り出されています。
【 商品の状態 】
やや使用感、うっすらと着用シワはございますが、
中古品としてはおおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
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琉球かすりについて
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生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%
長さ約3.65m
柄付け:全通柄
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・琉球絣
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
製織:桃原厚吉
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 9月の単衣から翌6月までの単衣、袷(あわせ)の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。